■株主還元策
ネオマーケティング<4196>では、現在は株主還元策としての配当を実施していない。同社はまだ成長過程にあると考えており、内部留保や将来の事業展開及び経営体質の強化のための投資を優先している。そして中期経営計画に従って事業拡大を目指すことが、株主に対する最大の利益還元につながると考えている。そこで同社は2024年9月期より、同社株式の投資魅力を高め、より多くの株式を保有してほしいとの思いから株主優待制度を導入した。
ただ、一方で株主還元は重要な経営課題であると認識しており、中長期的な視点で、利益の再投資を通じた株主価値の向上を図るとともに、事業環境や業績、財務状況等を総合的に勘案したうえで、株主への利益還元を行うこととしている。そのために、まず2024年9月期より株主優待制度を導入し、年1回、100株以上保有の株主にQUOカード3,000円を贈呈する株主優待制度を開始した。加えて2024年9月期には、創立25周年記念株主優待として、100株以上保有の株主にQUOカード2,500円を贈呈することとした。配当実施の可能性及びその実施時期等については、現時点では未定であるが、新たな株主還元に踏み出したことは評価できよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
股東回報策略
在ネオマーケティング<4196>目前並未實施作爲股東回報措施的分紅派息。公司認爲仍處於成長階段,因此優先投資於內部留存及未來的業務發展和經營體質的強化。並且根據中期經營計劃,目標是業務擴張,這被認爲是對股東最大利益回報的途徑。爲此,公司自2024年9月期起,出於提升公司股票投資吸引力、希望更多股東持有股票的考慮,推出了股東優待制度。
不過,另一方面,公司認識到股東回報是重要的經營課題,並計劃從中長期的視角,通過利潤再投資來提高股東價值,同時綜合考慮經營環境、業績和財務狀況等,進行股東的利益回報。爲此,公司首先自2024年9月期起推出了股東優待制度,每年向持有100股以上的股東贈送價值3,000日元的QUO卡。並且在2024年9月期,還將作爲成立25週年紀念的股東優待,向持有100股以上的股東贈送價值2,500日元的QUO卡。關於分紅派息實施的可能性及其實施時機,目前尚未確定,但可以評價爲開啓了新的股東回報措施。
(作者:富士客座分析師國重希)