$富士フイルムホールディングス (4901.JP)$ が3日続伸。日本経済新聞電子版は12日5時に、同社が韓国に半導体製造に使う材料の工場新棟を建設すると報じた。11日に開幕した半導体の国際展示会「セミコン・ジャパン2024」の会場で、半導体材料事業を統括する岩﨑哲也取締役が日本経済新聞の取材に対して投資計画を明らかにしたという。
記事によると、数十億円を投じ、韓国の天安市の拠点の生産能力を3割増やすという。新棟では半導体の表面を平たんにする研磨剤の「CMPスラリー」を手掛け、2027年春ごろまでの量産開始をめざす。品質評価などの機能も持たせ、韓国内の半導体メーカーなどに供給するとしている。