ギフトホールディングス<9279>は13日、2024年10月期連結決算を発表した。売上高が前期比23.9%増の284.72億円、営業利益が同23.7%増の29.09億円、経常利益が同22.6%増の29.72億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.4%増の18.75億円となった。
直営店事業部門の売上高は239.62億円となった。国内直営店事業部門は、積極的な出店を続け、直営店41店舗の新規出店と既存店3店舗の撤退を差し引き、38店舗の純増となった。直営店の新規出店は、主力の横浜家系ラーメン業態の「町田商店」で23店舗、ガッツリ系ラーメン業態の「豚山」で5店舗、油そば業態の「元祖油堂」で9店舗、その他業態で4店舗とバランスよく行うことができた。「町田商店」ブランドにてロードサイド店19店舗、駅近店3店舗、ショッピングセンター内1店舗を出店した。第2ブランドであるガッツリ系ラーメン業態の「豚山」では、ロードサイド店2店舗、駅近店3店舗を出店した。新規出店時に店舗のインフラ上の制約を比較的受けにくいブランドであり、第3ブランドの地位を確立しつつある油そば業態の「元祖油堂」を首都圏の駅近エリアに9店舗出店した。当該業態は、横浜家系ラーメン業態、ガッツリ系ラーメン業態とは趣向の異なる業態であることから、出店時の調整が比較的容易であり、且つオフィス立地において十分に競争力がある業態ゆえ、「元祖油堂」は、これまで出店の制約を受けていた東京23区内を始めとする都心エリアに積極出店を叶える強力なブランドとなりつつある。海外直営店事業部門は、「E.A.K. RAMEN」ブランドの横浜家系ラーメン業態にて米国ニューヨーク州にのみ店舗展開してきたが、本年9月、中国上海市に中国1号店として「町田商店」をオープンさせることになった。また米国では、ニューヨークにのみ3店舗を出店し、路面店2店舗、ペンシルベニア駅のフードコート1店舗を運営している。フードコート店は集客力の高いエリアでもあることから、路面店2店舗の売上を凌ぐ繁盛店となっている。当年度末の同社グループの店舗数は、直営店227店舗(国内223店舗、海外4店舗)、業務委託店9店舗、合計236店舗となった。
プロデュース事業部門の売上高は45.10億円となった。国内プロデュース事業部門は、既出店地域において、商圏における潜在需要試算に基づく出店ルールに従ってプロデュース店と直営店との間できめ細かく調整を行い、出店を進めてきた。未出店地域において、グループとして直営店を出店させる予定のない地域は、新規オーナーの開拓を精力的に行ってきた。既存プロデュース店では、拡大が顕著に図られており、堅調な業績を残すこととなった。これまで同社グループ直営店の成功ノウハウをもとにきめ細かく支援してきた成果が現れることとなった。また、開発した新業態を既存プロデュース店オーナーが自ら展開することを検討する場面も増えてきており、横浜家系ラーメン業態を中心としたプロデュース事業に加え、新業態では同社グループの展開するブランド名(同一の屋号)でのFC事業も前期より開始した。このように事業ラインナップの充実化を進め、より付加価値の高い提案活動を展開できるよう各種準備を進めてきた。海外プロデュース事業部門は、既存オーナーの出店意思を確認しながら新規出店地域の検討を行い、新型コロナウイルス感染症拡大の状況下においても出店支援を進めている。また、前期より「Machida Shoten(町田商店)」の店舗名でのFC事業を本格的に展開し始めている。特に東南アジアにおいて「Machida Shoten(町田商店)」に対する出店要請は高く、フランチャイズパートナーとの出店交渉を戦略的に進め、この結果、現在、タイ1店舗、ベトナム3店舗、カンボジア1店舗、フィリピン1店舗、香港1店舗、韓国1店舗の出店を叶えることとなった。同社グループがプロデュースする店舗数は、当年度に26店舗の純増となり、結果、プロデュース店は国内540店舗、海外14店舗、FC店は国内11店舗、海外9店舗、合計574店舗となった。
2025年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比26.4%増の360.00億円、営業利益が同23.7%増の36.00億円、経常利益が同21.8%増の36.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同17.3%増の22.00億円を見込んでいる。
ギフト控股有限公司<9279>於13日發佈了2024年10月期的合併財務報告。營業收入同比增長23.9%,達到284.72億日元,營業利潤同比增長23.7%,達到29.09億日元,經常利潤同比增長22.6%,達到29.72億日元,歸屬於母公司股東的淨利潤同比增長17.4%,達到18.75億日元。
直營店事業部門的營業收入爲239.62億日元。國內直營店事業部門積極開店,直營店新開41家,既有店鋪撤退3家,淨增38家。新的直營店開設方面,主打的橫濱家系拉麪業態「町田商店」開設了23家,較有力氣的拉麪業態「豚山」開設了5家,油そば業態的「元祖油堂」開設了9家,其他業態4家,表現出良好的平衡。「町田商店」品牌在路邊店開設了19家,靠近車站的店鋪3家,購物中心內1家。第二品牌「豚山」開設了路邊店2家,車站附近3家。新開店時,品牌相對不受店鋪基礎設施的限制,「元祖油堂」作爲第三品牌正逐漸確立,在首都圈的車站附近開設了9家。這一業態與橫濱家系拉麪業態、較有力氣的拉麪業態風格不同,開店時相對容易調整且在辦公地點有足夠的競爭力,因此,「元祖油堂」逐漸成爲能夠在之前受到開店限制的東京23區等市中心區域積極開店的強大品牌。境外直營店事業部門以「E.A.K. RAMEN」品牌的橫濱家系拉麪業態在美國紐約州開展,但在本年度9月,在中國上海市開設了作爲中國第一家「町田商店」。此外,在美國紐約僅開設3家,分別是路邊店2家和賓夕法尼亞車站的美食廣場1家。美食廣場的店鋪因其很強的客流聚集能力,成爲了營業收入超過路邊店的熱門店。年末時,公司集團的店鋪總數爲直營店227家(國內223家,境外4家)、委託經營店9家,總計236家。
製作事業部門的營業收入爲45.10億日元。國內製作事業部門在已開店地區,根據商圈的潛在需求估算,按照開店規章進行製作店與直營店的精細調整,推進開店。未開店地區中,預計以集團的名義不會開設直營店的區域,積極開展開拓新開店主的工作。現有製作店的擴展顯著,保持了良好的業績。這是基於公司集團直營店的成功經驗提供的細緻支持成果的體現。此外,越來越多的現有製作店的店主正在考慮展開展開新業態的機會,除了以橫濱家系拉麪業態爲中心的製作事業外,新的業態也已從上期開始以公司集團推出的品牌名稱(相同的店名)開展FC事業。通過充實事業產品線,正在進行各種準備,以能夠開展更高附加價值的提案活動。境外製作事業部門在確認現有店主的開店意願的同時,進行新開店區域的考察,即使在新型冠狀病毒疫情擴散的情況下,也繼續推進開店支持。此外,已從上期開始正式開展「Machida Shoten(町田商店)」的FC事業。尤其是在東南亞,針對「Machida Shoten(町田商店)」的開店請求很高,戰略性地與特許經營夥伴進行開店談判,目前成功開設了泰國1家、越南3家、柬埔寨1家、菲律賓1家、香港1家、韓國1家的店鋪。公司集團所製作的店鋪數在當年度淨增26家,結果製作店數量爲國內540家、境外14家,FC店數量爲國內11家、境外9家,總計574家。
關於2025年10月期全年的合併業績財務預測,預計營業收入同比增長26.4%,達到360.00億日元,營業利潤同比增長23.7%,達到36.00億日元,經常利潤同比增長21.8%,達到36.20億日元,歸屬於母公司股東的淨利潤同比增長17.3%,達到22.00億日元。