日経平均は続落。前日比302.13円安(-0.76%)の39678.93円(出来高概算9億1000万株)で前場の取引を終えている。
8日の米国市場はまちまち。ダウ平均は106.84ドル高の42635.20ドル、ナスダックは10.80ポイント安の19478.88で取引を終了した。雇用関連指標の強弱まちまちの結果を受け、寄り付き後は横ばい。9日がカーター元大統領の服喪の日で株式市場が休場となるほか、今週末に控えている雇用統計発表待ちの調整売りが先行。さらに、長期金利の上昇に連れた売りに、下落に転じた。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月開催分)で堅調な成長が続くとの参加者の見通しが示され、相場は下げ止まった。終盤にかけダウはプラス圏を回復、ナスダックは小幅下落と、まちまちで終了。
米国株は高安まちまちだったが、米ハイテク株の下落を受けて、東京市場はやや売り優勢で取引を開始。上場来高値を更新していたアドバンテスト<6857>が前日比マイナス圏に沈むなど値がさ半導体株が軟調な値動きとなったことで、日経平均はやや下げ幅を広げる展開となった。ただ、為替が1ドル158円台で推移するなど円安ドル高が下支えとなり、日経平均は39600円水準では下げ渋る格好に。
日経平均採用銘柄では、アドバンテストや東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>などが売られたほか、川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株も弱い。また、三菱自動車<7211>、マツダ<7261>、日産自動車<7201>、日野自動車<7205>、ホンダ<7267>など自動車株も売り優勢となった。このほか、三井物産<8031>、ジェイテクト<6473>、オムロン<6645>などが下落した。
一方、長期金利上昇などを材料にふくおか<8354>、千葉銀行<8331>、しずおかFG<5831>、三菱UFJ<8306>など銀行株が買われたほか、前日売られたSOMPOホールディングス<8630>、野村<8604>などは反発。このほか、中外製薬<4519>、荏原製作所<6361>、TOPPANホールディングス<7911>、フジクラ<5803>、クレディセゾン<8253>などが買われた。
業種別では、海運、輸送用機器、卸売、精密機器、鉱業などが下落した一方、その他製品、医薬品、食料品、繊維の4セクターのみ上昇した。
今晩の米国市場はカーター元大統領の国葬のため休場となっていることから、後場の東京市場は商いが減少するだろう。明日、米雇用統計の発表も控えていることから、ポジション調整に関する売買がメインか。参加者減少で後場一段安への警戒感は低いが、40000円台回復も難しそうだ。日経平均は39700円水準でのもみ合いとなろう。
日經平均繼續下跌。與前日相比下跌302.13日元(-0.76%),報39678.93日元(成交量估算爲9億1000萬股),前半場的交易結束。
8日的美國市場表現不一。道瓊斯指數上漲106.84美元,報42635.20美元,納斯達克下跌10.80點,報19478.88。由於就業相關指標的強弱參半,開盤後呈平盤狀態。9日是卡特總統的追悼日,股市休市,同時本週末將公佈的就業統計也導致了調整賣出。此外,伴隨着長期利率的上漲,市場轉爲下跌。聯邦儲備系統(FRB)公佈的聯邦公開市場委員會(FOMC)會議紀要(12月會議)顯示,與會者預測穩健增長將持續,市場在下跌後有所止跌。接近收盤時,道瓊斯指數回升至上漲區間,納斯達克輕微下跌,市場表現各異。
美股漲跌互見,但由於美國科技股的下跌,東京市場略顯賣出優勢開盤。更新了歷史最高的Advantest<6857>下跌至前日比的負區間,其他高價半導體股也表現疲軟,導致日經平均略微擴大下跌幅度。不過,匯率在1美元158日元附近波動,日元貶值對市場形成支撐,日經平均在39600日元水平附近出現止跌走勢。
在日經平均的成分股中,Advantest、東京電子<8035>、激光科技<6920>等被賣出,川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>等海運股表現疲弱。此外,三菱汽車<7211>、馬自達汽車<7261>、日產汽車(ADR)<7201>、日野汽車<7205>、本田<7267>等汽車股也以賣出爲主。這之外,三井物產<8031>、傑克特<6473>、歐姆龍<6645>等也出現下跌。
另一方面,由於長期利率上漲等因素,福岡銀行<8354>、千葉銀行<8331>、靜岡FG<5831>、三菱UFJ<8306>等銀行股受到買盤關注,前日被賣出的SOMPO控股<8630>、野村<8604>也有所反彈。此外,中外製藥<4519>、荏原製作所<6361>、TOPPAN控股<7911>、藤倉<5803>、信用賽選<8253>等也受到了買入。
按行業板塊來看,海運、運輸設備、批發、精密設備、礦業等出現下跌,而只有其他產品、藥品、食品、紡織四個板塊上漲。
今晚上美國市場因卡特總統國葬休市,因此東京市場的後半場交易量將有所減少。考慮到明天即將公佈的美國就業統計,主要交易將集中在日增倉方面。儘管參與者減少對後半場進一步下跌的警惕性降低,但回歸40000日元臺階似乎也很困難。預計日經平均將在39700日元水平附近震盪。