10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■材料株などに短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすい
■ファーストリテ、1Q営業利益 7.4%増 1575億円
■前場の注目材料:日立、メタバース活用、下水道保守・DC管理を効率化
■材料株などに短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすい
10日の日本株市場は、市場参加者が限られるなか、こう着感の強い相場展開になりそうだ。9日の米国市場は、カーター元大統領の服喪の日で休場だった。シカゴ日経225先物は大阪比15円安の39545円。円相場は1ドル158円10銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、小動きで始まりそうである。前日の下落で25日線水準まで下げたこともあり、自律反発狙いの買いは入りやすいところであろう。また、米国市場の休場を前に持ち高調整の動きは前日までで一巡していると考えられ、下値の堅さは意識されそうである。
もっとも、米国では米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事や米ボストン連銀のコリンズ総裁、米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁らによる追加利下げペース減速の見解が伝えられており、神経質にさせやすいだろう。10日の米国では12月の雇用統計の発表を控えていることもあり、結果を見極めたいとする様子見姿勢が強まりやすい。
そのため、日経平均株価は狭いレンジでのこう着となり、物色としては個人主体の材料株などに短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすいと考えられる。そのほか、昨日はアドバンテスト<6857>が高値更新後に下落に転じたことがセンチメントを冷ます形になった。ただし、直近で弱い値動きをみせていたファーストリテイリング<9983>や中外薬<4519>が買われており、持ち高調整に伴うリバランスの動きとみられる。
アドバンテストが再び買われる流れになるようだと、他の指数インパクトの大きい値がさハイテク株への買いに向かわせよう。日経平均株価は25日線が支持線として意識されやすく、同線に接近する局面では押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。
■ファーストリテ、1Q営業利益 7.4%増 1575億円
ファーストリテ<9983>が発表した2025年8月期第1四半期業績は、売上収益が前年同期比10.4%増の8951億9200万円、営業利益は同7.4%増の1575億5600万円だった。国内ユニクロ事業の販売が好調だったことに加え、東南アジア・インド・豪州地区、北米、欧州のユニクロ事業の事業拡大が順調に進んだ。
■前場の注目材料
・1ドル=158.10-20円
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・日立<6501>メタバース活用、下水道保守・DC管理を効率化
・カネカ<4118>イスラエル社買収、動脈瘤治療機器開発
・丸紅<8002>印に工作機械の販社設立、サービス・営業強化
・シンフォニア<6507>半導体パネル自律搬送、最大600mm角、先進後工程向け
・井関農機<6310>自動直進で刈り取り省力化、大型コンバイン発売
・アドバンテスト<6857>半導体テスト技術強化、米伊社に出資、プローブカード連携
・NTT<9432>NTTなど、音楽番組制作にIOWN活用、遠隔で音声編集
・日清紡HD<3105>“高機能性樹脂”安定供給へ、工場増設など検討
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 11月家計支出(予想:前年比-0.9%、10月:-1.3%)
<海外>
・特になし
在10日前場的交易中,希望關注以下三個要點。
■資金容易流向材料股等進行短期的價差交易
■優衣庫,第一季度營業利潤增長7.4%,達到1575億日元
■前半場的關注材料:日立,利用元宇宙提高污水處理和數據中心管理的效率
■資金容易流向材料股等進行短期的價差交易
10日的日股市場上,在市場參與者有限的情況下,可能會出現強烈的橫盤走勢。9日的美國市場因卡特總統的服喪日休市。芝加哥日經225期貨在大阪比下跌15日元,報39545日元。日元匯率維持在1美元158日元10分左右。
日經指數將以小幅波動的形態開始,形態是與芝加哥期貨的貼水。由於前一日的下跌已經回落到25日線水平,自律反彈的買入可能會比較容易。此外,在美國市場休市前,持倉調整的動向在前一天已基本結束,下方支撐位的堅挺感受可能會被重視。
不過,在美國,傳出了美聯邦儲備委員會(FRB)的博爾曼理事及美國波士頓聯邦儲備銀行行長科林斯、以及費城聯邦儲備銀行行長哈克等人對額外減息步伐減緩的看法,這可能會使人感到緊張。10日美國將發佈12月份的就業統計數據,因此希望進一步觀察結果的情緒可能會變得更加濃厚。
因此,日經指數可能將在狹窄的區間內橫盤,短期較容易吸引個人主力關注的材料股等資金流入。此外,昨天的Advantest <6857>在創出最高價後轉爲下跌, isso可能會降低市場情緒。然而,近期表現疲弱的Fast Retailing <9983>和中外藥 <4519>被買入,這被視爲持倉調整導致的再平衡動作。
如果Advantest再次被買入,那麼可能會轉向其他指數影響較大的高科技股的買入。日經指數可能會把25日線視爲支撐位,接近該線的時刻可能會引導形成買入的立場。
■優衣庫,第一季度營業利潤增長7.4%,達到1575億日元
快速零售公司<9983>公佈的2025年8月期第一季度業績顯示,銷售收入同比增長10.4%,達到8951億9200萬日元,營業利潤同比增長7.4%,達到1575億5600萬日元。國內優衣庫業務表現良好,加上東南亞、印度、澳洲地區及北美、歐洲的優衣庫業務擴展順利。
■前場關注材料
・1美元=158.10-20日元
・活躍的股票回購
・東證要求提高企業價值
・日立<6501>利用元宇宙,提高污水處理維護與數據中心管理的效率
・カネカ<4118>收購以色列公司,開發動脈瘤治療設備
・丸紅<8002>在印度成立加工機械銷售公司,加強服務與營業
・辛豐尼亞<6507>半導體面板自主搬運,最大600mm邊長,適用於先進後端工藝
・井關農機<6310>實現自動直行收割,推出大型聯合收割機
・先進測試<6857>強化半導體測試技術,投資於美意公司,合作開發探針卡
・NTT<9432>NTT等公司,利用IOWN製作音樂節目,進行遠程音頻編輯
・日清紡HD<3105>爲了穩定供應「高功能性樹脂」,考慮增設工廠等措施
☆前場活動日程
<國內>
・08:30 11月家庭支出(財務預測:同比-0.9%,10月:-1.3%)
<境外>
・特別沒有