日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-2.99(低下率12.05%)の21.83と大幅に低下している。なお、今日ここまでの高値は22.80、安値は21.58。
昨日の米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。現物市場で日経平均の寄与度の大きいファーストリテ<9983>が昨日取引終了後に発表した第1四半期決算を手掛かりに売られ、1銘柄で日経平均を310円程度押し下げている。これにつれて日経225先物も下落しているが、市場全体としてはボラティリティーの高まりを警戒するムードは広がらず、日経VIは昨日の水準を下回って推移している。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
日經平均波動率指數(表示投資者對未來市場波動大小的預期)的數據顯示,截至14時05分,較前日下降2.99(下降率12.05%),爲21.83,明顯下跌。此外,今天截至目前的最高價爲22.80,最低價爲21.58。
在昨天的美國股票市場休市、缺乏參考材料的情況下,今天的東京市場賣出先行,日經225期貨開盤下跌。在現貨市場上,日經平均貢獻度較大的優衣庫(<9983>)在昨天交易結束後發佈的第一季度業績成爲賣出依據,單一股票約下拉日經平均310日元。隨着其下跌,日經225期貨也在下滑,但整體市場並沒有擴散警惕波動性加大的情緒,日經VI維持在昨天的水平之下。
【日經平均VI是什麼】
日經平均VI是表示市場預計日經平均股價未來一個月波動大小(波動率)的數值。日經平均股價在加速下跌時會顯著上升,通常與日經平均股價呈弱反相關的趨勢。另一方面,數值在急劇上升後,通常會回歸一定區間(約20到30)內。