動いた株、注目銘柄
24日の東京株式市場は、日経平均は大幅に4日続落、一時前日比1%安。米金利上昇やアップルの新型スマートフォン「iPhone 16」の発注台数引き下げ期待が懸念され、輸出関連、化学など素材株の売りが優勢。原油や銅など商品市況の下落を嫌気し、商社や鉱業、非鉄金属なども安い。米利下げ期待の後退や大統領選挙後の財政リスクから長期金利上昇を受けて、ドル高・円安が続いている。今週末の衆議院選挙で、自民党と公明党の与党で過半数を割れるリスクへの警戒も円の負担となっている。業種別では、倉庫・運輸、その他製品、食料品などが相対的に値を保っている。一方、非鉄金属、海運、電気・ガスなどが弱い。