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今週の決算·経済カレンダー(10/28~11/1)波乱の要素満載!「M7」決算と選挙、雇用統計が交錯する激動の一週間

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moomooニュース米国株 コラムを発表しました · 2024/10/25 21:54
今週のポイント
今週の日本株は、衆議院選挙の結果日銀会合多くの米経済指標米超大型ハイテク株決算を受け、波乱含みの展開になりそうだ。市場関係者は、与党の自民・公明が過半数を維持できるかに注目している。過半数割れの場合、政局の不透明感が増し、日本株に対する売り圧力が強まる可能性がある。そして、10年以上にわたり安定していた日本の政治が一気に流動化し、追加利上げのタイミングを探る日銀の手足も縛られかねない。一方、31日に予定される日銀の金融政策決定会合では現状維持が予想されているが、円安基調が続く中で、タカ派的な発言が出るかどうか、そしてマクロ経済に対する見解が注目される
今週の米国株式市場は、注目すべき経済指標と企業決算の発表が相次ぐため、市場の方向性が大きく左右され、ボラティリティが高まる可能性がある。企業決算については、「マグニフィセント・セブン(米超大型株「M7」)」と称されるハイテク大手、 $アルファベット クラスA (GOOGL.US)$ $メタ・プラットフォームズ (META.US)$ $マイクロソフト (MSFT.US)$ $アップル (AAPL.US)$ $アマゾン・ドットコム (AMZN.US)$の決算が予定されている。これらの企業は、米国株式市場の主な牽引役であり、その業績は市場全体のセンチメントに大きな影響を与える可能性がある。
米経済指標については、10月の米雇用統計7-9月期のGDP速報値PCEデフレーターなど重要な指標が予定される。特に、雇用統計は労働市場の健康状態を示す重要な指標であり、FRBの金融政策に影響を与えるため、市場はその結果に敏感に反応するだろう。
来週の円相場は上下に値動きの荒い展開となりそうだ。日本の衆議院選挙の結果が円の動向に大きな影響を与えるだろう。過半数割れとなった場合、政治的な不安定さが増し、円安が進む可能性がある。また、翌週11月5日の米大統領選を巡り、共和党候補のトランプ氏が優勢との観測が続けば、ドルをサポートする要因となる。加えて、10月の雇用統計やGDP速報値もドルの動向に影響を与えるだろう。その他、植田総裁の記者会見で円安基調に対するタカ派的な発言があるかどうかが注目される。
今週の決算·経済カレンダー(10/28~11/1)波乱の要素満載!「M7」決算と選挙、雇用統計が交錯する激動の一週間
先週の相場ポイント
1.日経平均は2週続落、半世紀ぶり崩れた「選挙は買い」 
2.東京メトロ、華麗なるプライム市場デビュー
3.米国債利回りの上昇、米国株式市場に持続的圧力
4.NVIDIAのファンCEO、初の世界長者番付トップ10入り NVIDIA再び史上最高値更新で
5.金、史上最高値更新継続、3,000ドル超えの可能性も
6.テスラ、驚異的な好決算!次なる株価の動きに熱視線
先週の東京株式市場で日経平均は前週末比1067.83円(2.74%)安の3万7913.92円と、2週続落した。衆議院解散前日よりも3%安い水準で終え、半世紀以上続いてきた「選挙は買い」のアノマリー(経験則)が崩れた。週を通じて不安定な相場展開だった。10月27日に投開票する衆議院議員総選挙について「与党が過半数割れする可能性」が相次いで報じられ、政治リスクを織り込む動きが一段と強まったことが一因だ。注目を集めていた $東京地下鉄 (9023.JP)$は、10月23日にプライム市場に上場。初値が公開価格(1200円)を35.8%上回る1630円をつけるなど、好スタートを切った
先週の米国株式市場は、複数の不確定要素の中で慎重な動きを見せた。投資家は、米FRBが11月にも利下げを継続するのか、据え置くのかに疑念を抱いている。強い米経済指標FRB高官の慎重な発言共和党大統領候補のトランプの勝利による財政影響への懸念が市場に大きな影響を与えている。
ダラス連銀のローガン総裁、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁、カンザスシティー連銀のシュミッド総裁を含む多くのFRB高官が、段階的な利下げを支持し、9月の大幅利下げのペースを緩める姿勢を示している。
これにより、来年の利下げに対する市場の期待は低下している。こうした中、米長期債利回りは上昇を続け、米10年債利回りは一時4.26%を超え、その後4.2%前後で安定している。この利回り上昇は、不動産など金利に敏感な株式への圧力となった。債券利回りの上昇にもかかわらず、金価格は史上最高値を更新し続けている。 米大統領選が間近に迫り、中東情勢が緊迫化する中、投資家は避難先を求め、金価格を押し上げている。UBSは、金は現在依然としてアンダーウェイトの状態にあり、来年の目標価格を1オンス3,000ドルとしている。BofAは、政策とインフレに支えられた金の強気相場が続くと見ており、金価格は3000ドルを超えると予想。
$エヌビディア (NVDA.US)$のジェンセン・ファンCEOは先週、世界長者番付トップ10に初めてランクインした。21日、米半導体大手エヌビディアの株価が再び史上最高値を更新し、フアンの純資産は32億ドル増の1236億ドルとなった。ファンと入れ替わって番付11位に順位を下げた元 $マイクロソフト (MSFT.US)$CEOのスティーブ・バルマーを抜いた。しかし、その後元マイクロソフトCEOに抜かれて11位となった。ウォール街の大手銀行は、エヌビディアの株価にさらなる上昇余地があると見ており、目標株価を引き上げ続けている。
バンク・オブ・アメリカ、目標株価190ドル
ゴールドマン・サックス、目標株価150ドル
CFRAリサーチ、目標株価160ドル
バーンスタイン、目標株価155ドル
決算発表に関しては、 $テスラ (TSLA.US)$は、1年以上ぶりとなる四半期での最大利益を計上し、「マグニフィセント・セブン」決算を幕開けさせた。テスラは予想外の利益改善を示し、第3四半期の1株当たり利益(EPS)が前年比9%増となった。粗利益率は前年比195bp増の19.8%に達し、Cybertruckは初めて粗利益がプラスに転じた。株価は木曜日に22%急騰し、1日の上昇率としては過去10年以上で最高となった。しかし、決算発表後、ウォール街の大手銀はテスラの株価の今後の動向について大きく意見が分かれている。
極めて強気で(ウェドブッシュなど)テスラ株価が40%以上上昇すると予想する向きもあれば、テスラの長期的な成長への懸念はまだ解消されていないと考え、株価が今後40%近く下落すると予想する向きさえある(JPモルガンなど)。
その他、 $ゼネラルモーターズ (GM.US)$は、EVの販売の好調で四半期の利益と売上高がともに予想を上回る結果となり、今年に入って3度目となるガイダンスの上方修正を行った。GM株は22日、10%以上上昇した。 $コカコーラ (KO.US)$は第3四半期に10%以上の大幅な値上げを行い、市場需要の低迷による影響の一部を相殺した。この結果、売上高と利益の両方がウォール街の予想を上回り、通期の売上高ガイダンスを上方修正した。一方、 $ボーイング (BA.US)$2020年以来最大の四半期赤字を計上した。 第3四半期の純損益は61.7億ドルで、売上高とフリーキャッシュフローはともに予想を下回った。
先週、多くの米経済指標が好調で、11月にFRBが25ベーシスポイントの利下げを実施するとの市場の観測を後押しした。
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)は、多くの地区で9月初旬以降、経済活動は横ばいだったと指摘。分析によると、9月分の雇用や消費者物価、小売売上高が予想外に上昇したにもかかわらず、米国経済の減速が続いていることを示している。
・米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は54.3と、9月の54から上昇した。堅調な需要を背景に米企業活動は拡大したほか、モノやサービスの値上げペースが約4年半で最も緩やかとなり、米経済が第4・四半期に好調な出だしを切ったことを示唆した。
・新規失業保険申請件数は予想外に減少し、継続受給者数はハリケーンの影響で3年ぶりの高水準に達した。
出所:MINKABU、Bloomberg、investing、ヤフーファイナンス、Schwab
免責事項:このコンテンツは、Moomoo Technologies Incが情報交換及び教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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