シンシア・ラマス上院議員は、最大10万ドル（約1100万円）相当のビットコイン購入を明らかにした。

暴落性資産である仮想通貨を支持する上院議員、サイシンシア・ラマス共和党員は、相当額のビットコイン購入を明らかにした。

上院議員は8月16日、世界最大の仮想通貨ビットコインを50,001ドルから100,000ドルの価値で購入した。購入は、議員が届け出をする期限である45日以内に届け出られなかったため、今週の届け出で初めて開示された。

この議員は、長年にわたってビットコインの支持者であり、ワイオミング州を、仮想通貨取引に対応する金融機関を開発するリーダーの一人として称賛している。彼女は以前、1トークン当たり330ドルで最初のビットコインを購入し、6月末までに5ビットコインを所有していたとCNBCに語った。

2012年に成立した『議員株取引規制法』には、議員は個別株、債券、先物などを取引するたびに45日以内に届け出なければならず、非公開情報から利益を得ることができる取引を優先して開示することが求められている。しかしそれ以外の資産（投資信託、EIF、Tボンドなど）については、45日の期限がなく、1年に1度の開示のみで済むことになっている。

ラマス議員の事務所の広報担当者は、「提出ミス」が開示の遅れの原因だとCNBCに語った。「それがわかると倫理委員会と協力して修正した。それは正直なミスであり、罰金などなしに解決された」と述べた。

この購入は、ラマス議員と2人の上院議員が、仮想通貨業界におけるブローカーの資格を持っていない人を規制の対象外とするための修正を提出したわずか2週間以内に行われた。しかしその修正は最終的に否決された。

ビットコインは、ウォールストリートからの注目を集めつつ、約5か月ぶりに55,000ドル以上の高値を記録した。この上昇は、暴落性の暗号通貨に飛び込みたい機関投資家にとって、いくつかの小さな動きによってもたらされたものである。

ラマス議員のビットコインの開示は、以前から注目を集めている。今年4月、彼女は上院に年次財務報告書を提出したが、ビットコインを含めなかった。1週間後、ラマスは修正された開示を提出し、10万ドルから25万ドル相当のビットコインを所有していることがわかった。

シンシア・ラマス上院議員は、最大10万ドル（約1100万円）相当のビットコイン購入を明らかにした。