2年前にベトナムのホーチミンを訪れたとき、街中には見渡す限りGrabの配達員がいました。自分が環境になじんでしまっていた...

2年前にベトナムのホーチミンを訪れたとき、街中には見渡す限りGrabの配達員がいました。自分が環境になじんでしまっていたことに気付いたほど、その地域での出前の普及度合いに驚きました。帰国後、マレーシアでcovid期間中に、私が住んでいたガーデン全体の住人も出前に夢中になり、以前とは比較にならないほど、配達サービスが混雑していました。2年後、シンガポールに来て、外食サービスではグリーンの制服を身に着けた人があちこちで見受けられました。GrabはSingtelと提携してデジタル銀行サービスを開始する予定です。COVIDにより、実店舗で用いられる通貨の送金業者がほとんど消滅したため、Grabはこの為替取引でとてつもない市場潜在力を持っています。Grabがこの点をつかみ、銀行業界をかなり揺るがしうるかもしれません。タクシーサービス分野では最大のライバルはGOJEKです。私の部署でも、Grabのバウチャーを社員に給与として支給することを選択しました。このマーケティングブームはポジティブです。東南アジア市場は、ShopeeやLazadaといった互いに対抗する企業に溶け込んでいます。（Shopeeは市場を低価格で開拓しています）。もちろんGrabも同様の展開ができる可能性があります。