なぜこれが今起こっていないのですか? 低ハンギングフルーツの答えは、貴金属について気にしない消費者物価指数(CPI)(食料や住宅など実際に人々が必要とするものしか計測しない)の増加は、実際には需要過多よりも供給不足によるものであるというのが妥当な解釈でしょう。
本当に投資家たちが暴走インフレを恐れていたのであれば、歴史的に安全なインフレヘッジに少なくとも一部資金を投入しているはずですよね?しかし、金は高インフレ(2022年3月)を目にするようになってからほとんど上昇しておらず、銀は実際に下がっています。
過去1世紀以上にわたってかなり一定していたトレンドに逆らって、今日のインフレの急上昇がなぜそうなっているのかについて、よく知識を持った経済理論を聞いてみたいと思います。