主力の電子機器が受注好調、「パワー半導体向け」注目銘柄
アメリカ10年国債利回りが6月につけた3.4%台にまで再び上昇する強い動きとなっています。8月に行われたジャクソンホール会議のパウエルFRB議長の講演で、歴史的なインフレが改善されない限りは利上げの姿勢を緩めないと明らかにしたことが影響を及ぼしているのでしょう。
それにもかかわらず、アメリカの株式市場はインフレがそろそろピークを打つのではないかと期待して、じりじりと株価の上昇が続いていました。しかし、ダウ平均もナスダック総合指数も、あっという間にジャクソンホール会議あたりの水準まで戻してしまいました。
原油先物WTIの価格は、1バレル100ドルあたりの水準から80ドル前半台まで値下がりしていたこともあって、インフレがピークを打つのではないかという期待が高まったのでしょう。しかし、9月13日に発表された8月のアメリカ消費者物価指数(CPI)は前年同月比で8.3%上昇し、インフレがピークを打つどころかしぶとさを物語る内容でした。ガソリン価格の上昇が一服したこともあって伸び率は2カ月連続で縮小しましたが、エネルギーと食品を除く指数の上昇率は6.3%で、前月から拡大したのです。
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