ファナック株が続落、部品不足は想定以上でネガティブの見方
ファナック株が一時前日比8.8%安の2万2210円と、昨年3月以来約1年7カ月ぶりの下落率になっている。同社は27日、半導体など部品不足を理由に今期(2022年3月期)の連結営業利益計画を8.7%引き下げ1775億円とした。ブルームバーグが集計したアナリスト21人の予想平均は2107億円だった。
SMBC日興証券の大内卓アナリストは27日付リポートで、下方修正は需要面ではなく供給面に要因があり、特に数値制御(NC)装置や産業用ロボットが生産高目標を達成することができなかったという会社説明を受け、「印象はネガティブ」とした。
ジェフリーズ証券アナリストの福原捷氏らは英文メモで、7-9月期の受注高が前四半期から9%減少した点について、多くの投資家の期待を裏切る結果になったと指摘した。
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