22年の中国新車市場動向と見通し
中国自動車工業協会(CAAM)の発表によると、22年中国の新車販売台数は前年比2.1%増の2686.4万台、生産台数は同3.4%増の2702.1万台だった。販売台数と生産台数はともに2年連続で増加したなか、14年連続で世界最大の自動車市場を堅持した。うち、EV販売台数は同93%増の688.7万台となり、新車販売全体に占める割合は26%に達した。CAAMによると、中国のEV販売は8年連続で世界1位を記録したという。
23年の新車販売見通しについて、中国新車販売台数は前年比3%増の2,760万台に対し、EV販売台数は同35%増の900万台との予測が示された。 23年新車販売台数に占めるEVの割合は33%と、前年の26%から大幅な上昇が見込まれている。中国EV市場を制するEVメーカーは世界EV市場を制するという構図は変わらない模様だ。