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第4四半期の業績発表後、メタの株価は約20%急騰
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Meta2022年3Q業績のまとめと今後の見通しについて

同社2022年12月期3Q(7-9月)決算は、売上高が前年同期比4%減の 277.1億ドル、調整後EPSは 同49%減の1.64ドルだった。売上高は市場予想(273.8億ドル)をやや上回ったものの、 EPSが市場予想(1.89ドル)を大きく下回った。デイリー・アクティブ・ユーザー(DAU)は同3%増の19.8億人と市場予想に並んだほか、マンスリー・アクティブ・ユーザー(MAU)は同2%増の29.6億人と、市場予想(29.4億人)をやや上回った。ユーザー1人当たりの売上高(ARPU)は9.41ドルと、市場予想(9.83ドル)を下回った。

売上面では、主力の広告部門は同4%減収(272.4億ドル)。広告閲覧数が同17%増となったが、広告の平均単価が同18%減少。地域別では、欧州の広告収入が同16%減と大きく落ち込んだなか、アジア・太平洋地域は同6%増と善戦した。損益面では、研究開発費、販管費、マーケティング費用はいずれも膨らみ、営業利益がほぼ半減。
Meta2022年3Q業績のまとめと今後の見通しについて

4Q(10-12月)の売上高見通しについて、300億-325億ドル(前年同期比11%~3%減)との同社予想が明らかにされたなか、うち、為替による逆風は約7%押し下げるとの見方が示された。23年度末の従業員数は22年3Q末時点の水準まで抑える方針を示した。資本支出に関しては、22年の総費用は従来の850億ドルから880億ドル以下に引き上げたほか、23年の資本支出は960~1,010億ドルとした。

ネット広告の減少は同社にとどまることなく、同じくGAFAMのアルファベットにも広告減少の難題が突き付けられているが、アルファベット はクラウド事業の拡大で活路を見出そうとしている。同社の場合、広告収益一本に依存しているほか、同社広告主の中心はターゲティングや正確な測定に頼って顧客獲得している比較的小さな広告主で構成されている。幅広い消費者を対象としたいわゆるブランド広告に重点を置く傾向がある大手広告主を取り込むことが難しいと見られている。

そうしたなか、同社の次の成長分野として注力してきた仮想空間・メタバース関連も芳しくなかった。同部門の売上高は前年同期比49%減の2.9億ドル、営業損失は前年同期の▲26.3億ドルから▲36.7億ドルへ大きく膨らんだ。2023年も仮想空間・メタバース関連への先行投資で、費用が大きく膨らむ見通しだ。
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