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過熱する半導体チップ株バトル: 勝者はいずれに?
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エヌビディア(NVDA)2023年1月期3Q(8-10月)の決算回顧と見通しについて

同社2023年1月期3Q(8-10月)期決算は、売上高は前年同期比17%減の59.31億ドル。Non-GAAPの調整後EPSは同50%減の0.58ドルだった。売上高は市場予想(57.7億ドル)を上回ったものの、調整後EPSは市場予想(0.69ドル)を下回った。売上高では、在庫調整に伴うGPUの出荷抑制が響いて、これまで主力だったゲーム部門は同51%減収(15.7億ドル)と全体の減収に大きく響いた。また、在庫調整に伴う販売減を受けて、プロフェッショナル・ビジュアライゼーション部門は同65%減収(2.0億ドル)。一方で、米大手クラウドプロバイダーが好調だったことを受けて、データセンター部門は同31%増収(38.3億ドル)、AI自動運転ソリューションの販売増も寄与して、自動運転部門は同86%増収(2.5億ドル)だった。損益面では、中国向けデータセンターの需要低下を受けて、一部保障給付(7,000万ドル)による相殺があったものの、在庫費用702億ドルの計上で粗利率が同10.9ポイント低下。人員増や昇給に伴う報酬費用が膨らんだほか、データセンターのインフラ費用が嵩み、調整後営業費用が同30%増となり、調整後営業利益が同55%減(15.36億ドル)となった。同社は期間内、自社株買いと現金配当の形で、37.5億ドルの株主還元を実施した。

2023年1月期4Q(11-1月)のガイダンス(中間値)について、売上高は前年同期比±2%の60億ドル。調整後粗利率は同±50bpの66%。調整後営業費用は17.8億ドル(同11.3%増)、調整後営業費用の伸びに関して、向こう数四半期にかけて、1桁台増との見通しが示された。同社は成長エンジンが引き続きデータセンター、自動運転となることを指摘したほか、ゲーム部門の復調もあり、緩やかな成長軌道を辿るとの見解を示した。

人工知能(AI)の帰趨が、同社のデータセンターが一段の高成長へ向かう試金石になりそうだ。オープンAI社「チャットGPT」の大ヒットで見られるように、AIが大量のデータを瞬時に処理する必要があることから、同社の高性能チップGPUが欠かせない。 「チャットGPT」 はすでに2万5000個ものNVIDIA製GPUが実装されているなか、「チャットGPT」に続いて、 Googleとマイクロソフト、さらにはOperaもAIチャットボット投入を発表したことから、同社のAI向けGPUの需要拡大が注目されている。2月22日(現地時間)に同社1月期4Q(11-1月) 業績発表を控えるなか、AI向けGPUの展望への言及があるかどうかも注目したいところだ。
免責事項:このコミュニティは、Moomoo Technologies Inc.が教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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