今日動いた株、注目銘柄 - 11月22日（金）

moomooユーザーの皆様～おはようございます！前場の注目銘柄や最新のレーティング情報をお届けします。

前場に注目すべき3つのポイント
●個人投資家は中小型株に資金をシフト

● $チヨダ (8185.JP)$、2025年2月期業績予想の修正を発表。営業利益を12.50億円から18.76億円に上方修正した。人事効率の改善や管理費の抑制等により、営業利益は前回予想を上回る見込みとなった。

●前場の注目材料: $大日本印刷 (7912.JP)$、27―28年めどガラス中間基板量産、AI向け大型化対応

動いた株、注目銘柄
22日の東京株式市場は上昇している。米国株高で日経平均は3日ぶり反発。雇用指標の好調を受けて米国経済への期待が高まり、海外経済に敏感な業種を中心に買いが先行している。業種別では自動車や機械、半導体関連を中心とした電機など輸出関連株が高く、化学など素材株、石油・石炭株も上昇。一方、その他製品、医薬品、電気・ガスなどが下落。

$日立製作所 (6501.JP)$が5日ぶり反発。同社が車載ソフトウエア更新時に発生する可能性がある不具合を事前に見つけるAIを開発する。メーカーの負担を減らし、ソフトが車両の機能や特徴を決める「SDV」と呼ばれる次世代車両の普及につなげる。

$大和証券グループ本社 (8601.JP)$が3日ぶり反発。同社がリース事業に参入する。アイルランドの航空機リース会社エアボーン・キャピタルの日本法人に50％出資し、持ち分法適用会社にするという。

$東京地下鉄 (9023.JP)$が3日ぶり反発。同社が不動産運営などの非鉄道分野を事業の柱の一つとし、企業の合併・買収（M&A）や資本提携を視野に成長を加速させたい考えだ。

$東京電力ホールディングス (9501.JP)$がもみ合い。同社グループと $中部電力 (9502.JP)$の合弁会社であるJERAは21日、タイ・太陽光IPP事業の株式を売却したと発表。売却した株式は事業権益の49％に相当する。

$アドバンテスト (6857.JP)$が反発。前日は米画像処理半導体大手 $エヌビディア (NVDA.US)$が決算発表を受けた時間外取引で売られたことを受けて、関連銘柄の１番手であるアドテストも利益確定の動きが優勢となっていた。

$ソフトバンクグループ (9984.JP)$5日ぶり反発。11月13日に付けた9842円を戻り高値に調整が強まり、25日線、200日線を割り込み、75日線まで下げた。本日は75日線が支持線として意識される可能性から、いったんリバウンド狙いの買いが入りやすい水準だろう。

$本田技研工業 (7267.JP)$が3日ぶり反発。同社は21日、本田技術研究所内に建設された全固体電池のパイロットラインを公開。2025年1月の稼働開始を予定する。

$大日本印刷 (7912.JP)$が9日ぶり反発。同社が2027～28年にチップと基板を接続するガラス製インターポーザーの量産を始める方針を固めた。インターポーザーは人工知能（AI）向けデバイスで利用されており、今後はデバイスの計算能力向上に伴いパッケージが大型化する見通しだ。

$GMOインターネットグループ (9449.JP)$が反発。同社が生成AI開発向けのクラウドサービスを始めた。米エヌビディアの画像処理半導体（GPU）「H200」を採用したデータセンターを構築し、高性能な計算基盤をインターネット経由で提供する。

$セブン&アイ・ホールディングス (3382.JP)$が続落。カナダの流通大手アリマンタシォン・クシュタール（ACT）のアラン・ブシャール会長が21日、同社への買収提案を巡って友好的な買収を目指す方針を示した。

$楽天グループ (4755.JP)$が反落。同社は21日、持続可能かつ効率的なAIコンピューティングの実現のためにデータセンターの消費電力を削減する目的で、米国の半導体設計企業であるAmpere　Computingとの連携を強化すると発表。