米半導体大手の決算振り返り、CEO・CFOの発言から今後を見通す
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、クアルコム(QCOM)、インテル(INTC)、マイクロン・テクノロジー(MU)は、前年同期比で売上高、純利益、粗利益率がともに大幅に減少したことが不安視されている。一方、TSMC(TSM)はやや好調である。さらに、これらの半導体大手は、相次いで弱気な短期業績予想を発表した。
・米 $アドバンスト・マイクロ・デバイシズ (AMD.US)$の最高経営責任者のリサ・スー氏は、大規模な顧客の在庫処理により、同社はデータセンター事業の問題にまだ対処しているという「混合環境」にあると述べた。スー氏によれば、AMDは今年後半に再び成長軌道に乗り、また、人工知能(Al)に対する需要の高まりによって、今後さらなる市場規模の拡大が期待されているという。
・ $クアルコム (QCOM.US)$のクリスティアーノ・アモン最高経営責任者(CEO)は決算説明会で、携帯メーカーが在庫を消化すれば、受注は回復すると投資家に約束している。しかし、今回の決算はそれが予想以上に時間がかかっていることが示唆された格好。同社は、2023年のスマホ市場全体が6%~9%縮小し、また、顧客による在庫削減があと2四半期続くという見通しも示した。中国の需要回復は、クアルコムや他の企業が予想していたレベルにまだ戻っていない、と付け加えた。
・「バロンズ」との電話インタビューで、 $インテル (INTC.US)$の最高財務責任者であるデビッド・ジンスナー氏は、同社は依然として厳しいマクロ経済環境に直面しているものの、当四半期におけるPC需要見通しは予想とほぼ一致、と述べた。2023年の年間の総出荷台数に関して、2億7,000万台~2億9,500万台という1月時点での予想を再確認した。良い面として、同氏は、パソコン(PC)市場に回復の兆しや一段の安定、中国経済の前向きな変化が見られるとの見解を示した。
・ $台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング (TSM.US)$ の最高財務責任者であるウェンデル・ホアン氏は、「第1四半期の事業は、マクロ経済環境の悪化と最終市場の需要軟化により影響を受け、顧客がそれに応じて需要を調整するようになった。2023年第2四半期に向け、当社のビジネスは顧客のさらなる在庫調整の影響を受け続けると予想している」と述べた。
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コメント
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181338057犬心久美子 : うーん 各企業大手ばかり️なのになぁ
こりゃ 厳しい結果ですね
アプライドマテリアルズは未だかな
エヌビディアは もう出たんでしたっけ
ちゃんとチェックしてないから御免なさい。
私 半導体の基盤を見てると宇宙の様なミラクル感じてね全てにおいて必要不可欠な存在。パワー半導体とか、ダイヤモンド半導体とか、、日進月歩。是非とも半導体関連の逆襲を期待してます️