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【速報】2023年バークシャー年次株主総会 要点まとめ

昨日、日本時間5月6日(土)深夜から早朝にかけて行われた著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイ( $バークシャー・ハサウェイ(BRK.A.US)$ )の年次株主総会でバフェット氏はじめ、バークシャーの経営幹部が語った内容について要点をまとめたのでお伝えします。
■市場と経済について
・先行きに混乱が生じるとは考えていないわけではない
・商業用不動産はより高い借入金利に苦戦する可能性があり、銀行はより多くの圧力に直面する可能性があるが、預金は安全だ
・経済活動が鈍化するにつれて、バークシャーの収益は前年比で減少する
■オクシデンタル・ペトロリアム( $オクシデンタル ペトロリアム(OXY.US)$ )について
・我々がオクシデンタル・ペトロリアムを買収するという憶測があるが、コントロールを購入するつもりはない。そうしたとしてもどうするべきかわからない
■バリュー投資の見通しについて
・私たちがバークシャー( $バークシャー・ハサウェイ(BRK.A.US)$ )を運営してきた58年間で、愚かなことをする人の数が大幅に増加したと思う。彼らは本当に大きな愚かなことをする
■米ドルが世界の基軸通貨の座を奪われる可能性について
・我々(米国)は基軸通貨であり、他の通貨が基軸通貨になる選択肢はないと思う
■アップル( $アップル(AAPL.US)$ )について
・アップルは私たちが所有するどのビジネスよりも優れたビジネスだ
・アップルに対する私たちの基準は、私たちが所有する他の事業とは異なっていた。私たちが所有するどの事業よりも、たまたま優れた事業であっただけだ
・アップルは、消費者が電話に1,500ドルまたはそれが何であれ支払うという立場をとっている。そして、同じ人が 2 台目の車を買うために 35,000 ドルを支払い、もし2 台目の車を手放したり、iPhone を手放したりしなければならなくなった場合、その人は 2 台目の車を手放すだろう。つまり、iPhoneは並外れた製品ということだ。アップルを100%所有しているわけではないが、5.6%でも非常に満足している
・私は数年前に過ちを犯し、株を売ってしまった。その年の利益が税金の観点から有用である理由は確かにあったが、それはばかげた決断だった
■日本との関係について
・バフェット氏は日本での機会を引き続き模索すると述べ、先月彼が株式を調達した5つの主要な日本の商社(※)のそれぞれに「うれしい驚き」を感じていると語った
・バークシャーは、日本以外で存在する最大の借り手、企業の借り手だ。私たちはそうなるつもりはなかった。しかし、それはそのようになったのであり、そこに何が起こるかについてはまだ終わっていない。そして、先述したように、そこにはいくつかの直接的な操作がある。私たちのために働いてくれる本当に素晴らしいパートナーが何人かいる
■アメリカと中国の対立について
・(マンガー氏)対立は愚かなことだ。どちらの側も愚かさには親切に対応すべきだ。米国は中国と仲良くし、発展途上国と多くの自由貿易を行うべきだと思う
■バフェット氏の後継者について
・グレッグが私の後を継ぐ
・彼は、彼と同等の立場、または同等に近い立場に座るだろう。なぜなら、彼は私よりも多くの点で優れているからだ。彼はその代役を必要とするだろう。 質問が来ると、それに関するアジットの意見を知っている。しかし、最終決定を下すのはおそらくグレッグだろう。アジットは彼に最高のアドバイスをするだろうし、グレッグがそれに従う可能性は非常に非常に高いと思う。しかし、それらは簡単な質問ではない
・5大GAAP純資産企業とあらゆる種類の多様な事業を運営できる人員はそれほど多くいない
■AIについて
・世界のすべてを変える可能性はある ・(マンガー氏)世界ではさらに多くのロボティクスが見られるようになるだろうが、個人的には、AI の誇大宣伝には懐疑的だ。昔ながらのインテリジェンスはかなりうまく機能していると思う
■Geicoについて
・(アジット氏)自動車保険会社Geicoがテレマティクスの使用を改善するために強気の姿勢を取っている。テレマティクス(保険会社が顧客の運転データを収集して価格設定に役立てるプログラム)はまだ改善の作業をしているところだ
✅じんべい所感
昨晩、moomooにて「じんべい&PAN‐USのバフェット総会解説ライブ」を担当させていただきましたじんべいです。今回初めてバークシャー・ハサウェイの年次株主総会をライブで拝見、また解説させていただきましたが、米国株投資家の一人として、とても貴重な経験をさせていただきました。
何よりも印象的だったのが、バフェット氏とマンガー氏が年次総会の会場入りする様子です。さすがに99歳のマンガー氏は車椅子での移動でしたが、バフェット氏は高齢にもかかわらず、しっかりとした足取りで歩いていて、とても92歳とは思えませんでした。また、6時間以上にもおよぶイベントで、世界中の投資家からの様々な質問にしっかりと受け答えをされている姿に感銘を受けました。
バフェット氏とマンガー氏の回答はどれも示唆とウィットに富んでいるものばかりで、株主総会の域を超えて、一つの投資エンターテインメントとして、とても魅力的で面白いものでした。
また今後、このような機会があればぜひ参加させていただきたいと思います。テスラ投資家としては、ぜひmoomooさんにテスラの株主総会やAI Dayなどのテスライベントもライブ配信していただきたいです♪
免責事項:このコミュニティは、Moomoo Technologies Inc.が教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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