日経平均は小幅続落スタート、トヨタが反発　米電池工場へ21億ドル追加投資　総投資額は59億ドルへ

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市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比1.87円安の30886.01円、東証株価指数（TOPIX）が0.14ポイント高の2130.77で始まった。

トップニュース
日本車5社はEV「出遅れ」　米機関評価 「国内市場が未成熟」
世界の自動車大手20社の電気自動車（EV）シフトに対する評価で、トヨタ自動車やホンダなど日本車5社が最低の「出遅れ」に位置づけられた。米研究機関「国際クリーン交通委員会（ICCT）」が31日公表した報告書で明らかになった。EVの市場ポジションと、脱炭素に向けた戦略ビジョンで評価が低かった。

経常利益4.3%増　1〜3月法人企業統計、2期ぶりプラス
財務省が1日発表した1〜3月期の法人企業統計によると、全産業（金融・保険業を除く）の経常利益は前年同期比4.3%増の23兆8230億円だった。2期ぶりのプラスとなった。新型コロナウイルス禍からの経済社会活動の正常化を背景に非製造業が押し上げた。

住宅ローン金利、6月固定型下げ　3メガ
3メガバンクが31日発表した6月の住宅ローン金利は、固定型でそろって引き下げだった。三井住友銀行とみずほ銀行は10年固定の基準金利を前月比0.05%下げ、それぞれ3.54%、3.30%とした。三菱UFJ銀行は0.07%下げの3.46%だった。日銀の政策修正期待の後退による長期金利の低下を反映した。

トヨタ自動車－反発　米電池工場へ21億ドル追加投資　総投資額は59億ドルへ
$トヨタ自動車 (7203.JP)$が反発。同社は1日、需要が拡大する米国市場でのバッテリーEV（BEV）の供給に向け、米国におけるBEVの生産工場の決定と、電池工場への追加投資を行うと発表した。

トヨタ、さらに26万人の顧客情報が漏洩か　悪用被害は「確認されていない」
$トヨタ自動車 (7203.JP)$は5月31日、子会社のトヨタコネクティッドに管理を委託していた国内約26万人分の顧客情報が、外部からアクセスできる状態になっていたと発表した。海外でも顧客の住所や氏名、電話番号、メールアドレスなどが外部へ公開状態になっていた。第三者による悪用などの被害は確認されていないという。

ダイキン工業－8日ぶり反発　新中計を策定　2025年度営業利益5000億円めざす
$ダイキン工業 (6367.JP)$が8日ぶり反発。同社は5月31日、2025年を最終年度とする戦略経営計画「FUSION25」の後半計画（2023～2025年度）を策定したと発表した。2025年度売上高4兆5500億円、営業利益5000億円をめざす。同期間の設備投資は8000億円を計画している。

大和証券Ｇ－3日続落　30年度のM＆A関連収益700億円に　企業買収も検討と伝わる
$大和証券グループ本社 (8601.JP)$が3日続落。ロイターは5月31日、同社が同日に経営戦略説明会を開き、2030年度のM&A関連収益について22年度の1.5倍に相当する700億円以上をめざすことを表明したと報じた。