朝イチ報 | FRB、金利据え置き 利上げ再開の可能性を示唆　東京株式市場は売り買い交錯か

Moomooユーザーの皆様～おはようございます！本日朝イチ報のキーポイントはこちら：
●【東京株式相場予想レンジ】3万3300円-3万3700円
●FRB、金利据え置き 年内あと2回の利上げ示唆
●米医療保険株急落、ユナイテッドヘルス幹部発言受け－コスト増に懸念
●米政策金利の９月ピークを予想、７月から後ずれ－金利スワップ市場
●米PPI、5月は前年比1.1%上昇　予想が同1.5%上昇
●グーグルにＥＵが競争法違反の疑いを警告、広告技術巡り

市場概況
14日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比232ドル79セント安の3万3979ドル33セントと7日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同53.156ポイント高の1万3626.477だった。15日の東京株式市場は主力株をはじめ売り買い交錯の展開となり、日経平均株価は前日終値近辺で一進一退の動きとなる可能性がある。

トップニュース
FRB、金利据え置き 年内あと2回の利上げ示唆
米連邦準備制度理事会（FRB）は14日まで開催した連邦公開市場委員会（FOMC）で、フェデラルファンド（FF）金利の誘導目標レンジを5～5.25％で据え置くことを決定した。前回まで10会合連続で利上げを行ったものの、景気とインフレがさらに鈍化しなければ、7月の次回会合で利上げ再開に動く姿勢をにじませた。

【FOMC政策声明】金利据え置き、追加データ見極めへ
最近の指標では経済活動が控えめなペースで拡大し続けていることが示されている。ここ数カ月の雇用の伸びは力強く、失業率は低水準にとどまっている。インフレは高止まりしている。

【ＦＯＭＣ】市場にはさらなる波乱がありそうだ－市場関係者の見方
米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）は13、14日に開催した定例会合で、主要政策金利を据え置くことを決定。過去１年余り続けてきた利上げをいったん停止した。ただインフレ沈静化に向けて引き締めを再開する可能性が高いとのシグナルも発した。

米医療保険株急落、ユナイテッドヘルス幹部発言受け－コスト増に懸念
14日の米株式市場で、医療保険銘柄が急落。業界米最大手 $ユナイテッドヘルス グループ(UNH.US)$の幹部の発言をきっかけに、コスト増大に対する懸念が広がった。

米政策金利の９月ピークを予想、７月から後ずれ－金利スワップ市場
金利スワップ市場には、米政策金利が９月にピークに達するとのトレーダーらの見方が反映されている。従来は７月がピークと見込まれていた。

米PPI、5月は前年比1.1%上昇　予想が同1.5%上昇
米労働省が14日発表した5月の卸売物価指数（PPI、季節調整済み）は、前年同月比1.1%上昇、予想が1.5%上昇、前期が2.3%上昇。2020年12月以来の低水準となった。ガソリンや食料品価格の下落が奏功。インフレ率が今後さらに低下する可能性が示唆された。

グーグルにＥＵが競争法違反の疑いを警告、広告技術巡り
欧州連合（ＥＵ）は14日、米 $アルファベット C(GOOG.US)$ 傘下のグーグルに対し、ＥＵ競争法（独占禁止法）に違反している疑いがあると警告する「異議告知書」を送付した。広告技術に関する独占的な地位を乱用し、競争を阻害していると主張している。グーグルは収益モデルの核心を突かれており、利幅の大きい事業の解体を求められる可能性がある。

東京株式相場見通し
１５日の株式相場見通し＝売り買い交錯か、ＮＹダウ下落も底堅さ発揮

主なマーケットイベント
１５日の主なマーケットイベント

外国為替