東京市場サマリー：日経平均反落、ゆうちょ銀行が3日続伸、新興企業に1兆円投資　ユニコーン育成へ

Moomooユーザーの皆様、こんにちは！大引けお疲れ様でした。本日の株式相場概況は以下の通りです。よろしくお願いします。
●日経平均は前営業日比335.66円安の33370.42円で終了
●神田財務官が日本除外を「歓迎」、米国の為替操作国の監視対象リスト
●みずほＦＧ－3日ぶり反発　富士通と生成AI活用したシステム開発保守で実証実験を実施
●ゆうちょ銀行－3日続伸　新興企業に1兆円投資　ユニコーン育成へ＝日経
●レーザーテック---大幅反落、ハイパーグロースからの移行を想定し米系証券が売り推奨
●注目銘柄： $ゆうちょ銀行 (7182.JP)$、 $みずほフィナンシャルグループ (8411.JP)$、 $レーザーテック (6920.JP)$、 $島津製作所 (7701.JP)$、 $本田技研工業 (7267.JP)$など
ーmoomooニュース日本株

市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比335.66円安の33370.42円、東証株価指数（TOPIX）が9.86ポイント安の2290.50で終了した。

トップニュース
23年度の実質成長率は0.9%、24年度は1.2%成長　NEEDS予測
日本経済新聞社の総合経済データバンク「NEEDS」の日本経済モデルに、内閣府が6月8日に公表した2023年1〜3月期の国内総生産（GDP）の2次速報値を織り込んだ予測によると、23年度の実質成長率は0.9%、24年度は1.2%の見通しとなった。

神田財務官が日本除外を「歓迎」、米国の為替操作国の監視対象リスト
米国が半期に１回公表する外国為替報告書で、為替操作国の監視対象リストから日本を除外したことについて、神田真人財務官は歓迎する意向を表明した。神田財務官は19日、ブルームバーグに対し、監視対象から外れたことを「歓迎する」とし、「当局同士で緊密な意思疎通を図ってきたことが評価されたところもあると思う」と述べた。

携帯の短期乗り換え　対策不備で業務改善命令へ、総務省
総務省は携帯会社が契約者の新規獲得を狙って短期の乗り換えを促す行為を防ぐため規制を強化する。他社から乗り換えた新規加入者を優遇しないよう求める。必要な対策を講じなければ業務改善命令を出す方針だ。携帯を極端な安値で販売する競争に歯止めをかける。

注目銘柄
ゆうちょ銀行－3日続伸　新興企業に1兆円投資　ユニコーン育成へ＝日経
$ゆうちょ銀行 (7182.JP)$が3日続伸。日本経済新聞電子版は19日11時、同社がスタートアップ投資に本格的に乗り出すと報じた。記事によれば、全国約2万4000局の郵便局網を生かして各地域で有力企業を発掘するという。地方の事業再生向けなども含めて、中期的に1兆円規模を投資する方針のようだ。

みずほＦＧ－3日ぶり反発　富士通と生成AI活用したシステム開発保守で実証実験を実施
$みずほフィナンシャルグループ (8411.JP)$が3日ぶり反発。同社は19日、 $富士通 (6702.JP)$が有する生成AIの活用を通じて、同社のシステム開発・保守フェーズにおける品質向上やレジリエンス向上をめざす実証実験を実施すると発表した。

レーザーテック---大幅反落、ハイパーグロースからの移行を想定し米系証券が売り推奨
$レーザーテック (6920.JP)$は大幅反落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を新規に「アンダーウェイト」、目標株価を18500円としている。今後の成長率はハイパーグロースフェイズからWFE市場全体に近いものへ収れんしていくとみており、ハイパーグロース継続を想定しているコンセンサスは低下すると想定しているようだ。

島津製作所－反落　米スタートアップと技術提携　UV照射用いた除菌システム開発へ
$島津製作所 (7701.JP)$が反落。同社は19日、米シリコンバレーのスタートアップ企業であるＳｈｙｌｄ ＡＩと技術提携契約を締結したと発表した。同社の「UV照射用の光学系」「人感センサー」といった光学デバイスとＳｈｙｌｄ ＡＩのAI技術を組み合わせることで、紫外線（UV）照射を用いた除菌システム「UVシュート」を開発するとしている。

ホンダが３日続落、品質関連費用として５８６億円が発生
$本田技研工業 (7267.JP)$が３日続落している。前週末１６日の取引終了後、２３年３月期の決算短信について、新たに生じたリコールの届け出の決定などで、５８６億円の品質関連費用の発生が見込まれると発表しており、嫌気されている。

ヤマハ－続落　米販売子会社で不正アクセス　ランサムウェア被害
$ヤマハ (7951.JP)$が続落。同社は16日、米国販売子会社であるヤマハ・コーポレーション・オブ・アメリカにおいて、社内ネットワークへの第三者による不正アクセスを受け、情報漏えいが発生したと発表した。

日本郵船－続落　米向けコンテナ20％減　アジア発5月輸送量　消費財需要鈍く＝日経
$日本郵船 (9101.JP)$が続落。17日付けの日本経済新聞朝刊は、米調査会社デカルト・データマインがまとめた5月のアジア発米国向けの海上コンテナ輸送量が、147万4872個（20フィートコンテナ換算）と前年同月に比べ20％減ったと報じた。

配信元：日本経済新聞、MINKABU、Bloomberg、トレーダーズ・ウェブ、フィスコ