米国市場の展望：米ＣＰＩがインフレの鈍化傾向を示し、ダウ平均は133.86ドル高でスタート

Moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は133.86ドル高の34395.28ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が154.94ポイント高の13915.64で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は28.43ポイント高の4467.69。

トップニュース
米消費者物価6月3.0%上昇　12カ月連続で鈍化
米労働省が12日発表した6月の米消費者物価指数（CPI）は前年同月比の上昇率が3.0%と12カ月連続で鈍化した。市場予想の3.1%を下回った。サービス価格はなお上昇圧力が強く、米連邦準備理事会（FRB）は高インフレの抑制を続ける構えだ。

ヘッジファンドのベーシス取引、金融安定へのリスクと英中銀が警戒
ヘッジファンドに人気のある米国債先物市場でのレバレッジを効かせた取引が、世界の金融安定を脅かす。イングランド銀行（英中央銀行）が12日公表した金融安定報告でこう警鐘を鳴らした。

半導体「チップレット」技術、AIブームで追い風
人工知能（AI）ブームを受け、半導体チップメーカーはレゴブロックのようにチップを積み重ねる「チップレット」と呼ばれる設計技術の開発を加速させている。

Q2決算に向け注目すべきポイント！業績予想が大幅に上方修正された銘柄は
今週は $JPモルガン チェース (JPM.US)$や $シティグループ (C.US)$、といった米大手銀が決算を発表し、決算シーズンの幕開けとなる。アナリストがQ1、Q2ともマイナス成長率、「業績リセッション」と予想していた。しかし、第1四半期の業績成長率は、期初のマイナス5.1%からプラス0.1%となり、「業績リセッション」説に水を差すような堅調さを見せた。

ゴールドマン、４－６月業績低迷ほのめかす－決算控え市場に心の準備
$ゴールドマン サックス グループ (GS.US)$は、四半期決算が３回連続で投資家を失望させるの避けるべく、19日に発表する４－６月（第２四半期）業績への市場の期待を抑えるよう努めている。そのため同社の慣習に反して、幹部らが業績の悪さを示唆する発言を重ねている。

キャシー・ウッド氏率いるアーク、約１年ぶりにコインベース株を売却
キャシー・ウッド氏のアーク・インベストメント・マネジメントは11日、暗号資産（仮想通貨）交換業者 $コインベース グローバル A (COIN.US)$の株式保有をほぼ１年ぶりに減らした。