コカ・コーラ:需要が価格上昇の影響を受けないため、年間予測を上方修正
コカ・コーラ $コカ コーラ(KO.US$は、消費者が飲料を控える中、同社の炭酸飲料に対する需要は引き続き底堅く、価格高騰を背景に四半期決算を上回ったことを受け、年間売上高と利益予想を引き上げた。
ライバルのペプシコーラやユニリーバなど欧州の消費者製品メーカーの最近の業績は、炭酸飲料、スナック、その他の必需品に対する消費支出が堅調で、複数回の値上げしてもこういう部分の支出は欠かせないことを示している。これにより、コスト上昇の影響を相殺します。
コカ・コーラの最高経営責任者（CEO） James Quinceyは水曜日の決算後の電話会見で、「スプライト、ファンタ、サムズアップなど、当社の主力ブランド全体で消費者からの強いエンゲージメントが見られる」と述べた。ペプシコーラはは今月初め、第２四半期の業績を上回ったことを受け、今年２度目となる年間売上高と利益の予想を引き上げた。
第2四半期のコカ・コーラの平均販売価格は10％上昇したが、北米では販売量が1％減少し、全体のユニットケース売上高は横ばいで需要への影響はほとんどなかった。しかし、一部のウォール街アナリストは、今年下半期の焦点は、販売量が力強い成長に戻るかどうかにあると述べた。
コカ・コーラは現在、通期の本業収益の伸びが８％から９％になると予想しているが、従来予想は７％から８％の増加だった。スプライトとファンタのメーカーである同社はまた、通期の一株当たり中核利益が事前予想より５％から６％増加すると予想している。コカ・コーラ株は小幅安で取引された。
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