米国市場の展望：米国債利回りの上昇が続き、ダウ平均は87.96ドル安でスタート

Moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は87.96ドル安の35194.56ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が73.69ポイント安の13899.76で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は19.12ポイント安の4494.27。

ポールソン、ガイトナー両氏が米財政問題への対処訴え－インタビュー
米財務長官を務めたハンク・ポールソン、ティモシー・ガイトナー両氏は２日、長期的な財政問題について、打開不可能となる前に対処するよう政権や議会など政策当局に呼び掛けた。前日には格付け会社フィッチ・レーティングスが米国の格下げを発表していた。

米カンザスシティー連銀、新総裁にシュミッド氏
米カンザスシティー連銀は2日、新しい総裁に銀行経営や監督当局の経験を持つジェフリー・シュミッド氏が21日付で就任すると発表した。1月のエスター・ジョージ前総裁の退任後、後任探しを続けてきた。

ＦＲＢも軟着陸信じず、景気後退いずれ来る恐れ－ダドリー
明るい指標が続いた後、米連邦準備制度がインフレとの闘いを終えた可能性があり、インフレ率は物価目標の２％に低下するが、米経済はリセッション（景気後退）入りせずに落ち着き、まれな「ソフトランディング（軟着陸）」を経験するという楽観論が市場で強まっている。

米株は下落に備える時期到来か、5ヶ月の連勝はさらなる強気を意味する？
米ウォール街で最も強気な株式ストラテジストであるFundstratのTom Lee氏は、米株が今年後半も強気で見ているものの、今後数週間は下落に転じる可能性があると警告した。

イエレン財務長官、フィッチの格下げは「不可解」と非難　米国債は9ヶ月ぶりの低水準
ジャネット・イエレン米財務長官が、フィッチによる米国の格付け引き下げを非難している。イエレン財務長官は、格下げは「全く正当な根拠がない」と指摘した。同氏は「米経済の力強さを踏まえると、フィッチの決定は不可解だ」とし、強く反対する考えを示した。

アップルの預金サービス、4月の開設以来100億ドルの残高を突破
$アップル (AAPL.US)$ はゴールドマン・サックスと提携し、アップル・カード・クレジットカードの保有者を対象に預金口座を提供している。

【決算プレビュー】iPhone販売好調に期待されるアップル、減収減益予想覆せるか
$アップル (AAPL.US)$ は日本時間8月4日にFY23 3Q決算を発表予定。ブルームバーグの市場コンセンサスによると、米アップルFY23 3Q業績予想は、売上高は前年同期比1.37％減収の815.6億米ドル。調整後純利益予想は前年同期比3.20％減収の118.2億米ドル。調整後EPSは前年同期比0.30％増の1.21ドル。

【決算プレビュー】AI強化に取り組むアマゾン、主力のAWS事業が上向くか
$アマゾン･ドットコム (AMZN.US)$ 2023年12月期2Q（4₋6月期）の業績ガイダンス（1Q決算時点、中央値）は、前年同期比7％増収の1300億ドル。営業利益は20～55億ドル（22年2Qは33.2億ドル）とした。ブルームバーグの市場コンセンサスでは、同社2Q売上高予想は前年同期比13.0%増収の1316.3億ドル、調整後EPS予想は0.66ドル。 足元の市場コンセンサスは会社側計画をやや上回った。
配信元：Bloomberg、Dow Jones、時事通信、Benzinga