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新NISAで購入する妙味がある株式とは?

新NISAで株式の買付が可能なのは「成長投資枠」に限られています!
どのような株式であれば、NISAで購入する妙味があるのか?NISAのメリットとデメリットを踏まえた上で図式化しました。
新NISAで購入する妙味がある株式とは?
配当金が見込める株式と、値上がりが見込める株式に投資妙味がありそうです。
ここで考えてみてください!
あなたが欲しいのは、①インカムゲイン(配当)ですか?それとも②キャピタルゲイン(値上がり益)ですか?
一般的に誰もが良く知る老舗企業は成長段階を経て、すでに成熟しています。安定した収益を毎年稼ぎ続けられるからこそ、株主還元としての配当金を出すことが可能なのです。そのような高配当株の値動きは、成長の過程にあるグロース株と比較すると穏やかな傾向にあります。
一方でグロース株は成長性が伴う大きな株価の値上がり、キャピタルゲインを狙えるともされています。グロース株の成長性を見極めて、大きな値上がりを取りに行くのは、まさに株式投資の醍醐味なのではないでしょうか。
安定して配当を株主に分配する企業の株式が、大きく値上がりするというパターンも魅力的です。
自身の投資スタンスによって、買付を検討する株式は異なります!
気を付けたいのは、NISAの成長投資枠で買付した米国株の配当金には10%の課税がされるという点です。
この配当金にかかる10%の課税を加味しつつ、株式自体の値上がりや為替等トータルで考えて良さそうだと投資判断ができるのであれば、米国株の高配当銘柄にも十分投資する価値があるといえるでしょう。
実際にNISA口座で個別銘柄を購入すると、どのようなイメージになるのか?
高配当株とグロース株の事例をそれぞれご覧ください。
インカムゲイン狙いの、高配当株!
新NISAで購入する妙味がある株式とは?
元祖・高配当銘柄でもある、コカ・コーラ(KO)を事例に見てみましょう。
2020年1月6日に48ドルであった株価が、2023年の11月27日の引け時点では58ドルとなっており、3年弱で1.2倍上昇しています。米国株式の場合、株価の値上がりだけでなく、為替の変動も加味して考える必要があります。
この場合、購入時よりもドル円のレートは円安ドル高になっているため、評価益は約67万円となります。仮に課税口座で売却すると、67万円に約20%(約14万円)の課税がされます。しかし、NISA口座であれば売却益は非課税です。
ただし、米国株に関しては日本株とは異なり、配当金には10%の課税がされる点には注意しましょう。
事例では、期間中で15回配当金をもらうことができますが、配当金の合計約1,225ドルには10%の課税がされます。1,225ドルに10%課税後、1ドル135ドルで計算すると、約15万円が税引き後の配当金となります。
※実際には配当金が出るたびに、USDで10%課税され、円転するときはその幾度の為替レートで計算されます。
この事例では、NISA口座で購入・売却すると、利益の約67万円+税引後の配当金の約15万円の計82万円が受取可能と考えられます。
そして課税口座よりも約19万円(14+5*)お得になるということです。
*課税口座の配当金は、二重課税となるため控除前の金額を記載。
米国株式を課税口座で購入した場合、配当金には米国の税金10%と、日本国内の税金20.315%が課せられます。ただし、二重課税の場合は確定申告により外国税額控除の適用を受けることが可能です。
新NISAで購入する妙味がある株式とは?
日本株では三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)の事例を見てみましょう。
2020年1月6日に580円であった株価が、2023年の11月28日の前引け時点では1,291円となっており、3年弱で2.2倍上昇しています。
この場合の売却益は約120万円ですが、仮に課税口座で売却すると120万円に約20%(約24万円)の課税がされます。しかし、NISA口座であれば、売却益は非課税です。
それだけでなく、事例の保有期間中で8回の配当をもらうことができますが、合計の配当金約20万円もNISA口座であれば非課税です。課税口座だと、配当金にも約20%課税されます。この事例であれば配当金20万円にかかる税金は4万円となります。
すなわち、NISA口座で購入・売却すると、課税口座よりも約28万円(24+4)お得になるということです。
企業が投資家へ配当金を支払いするには、継続的な利益を出して成長し、配当を出せるだけの余力がある、財務健全性が保たれているといった優良企業でないと難しいです。企業の減配リスクにも留意してください。
moomooのチャート下部にある黄色のドットを長押しタップすると、配当金の額を確認することができます。
キャピタルゲイン狙いの、グロース株!
新NISAで購入する妙味がある株式とは?
グロース株ではイーロンマスク氏率いる、テスラ(TSLA)の事例を見てみましょう。
2020年1月6日に30ドルであった株価が、2023年の11月27日の引け時点では236ドルとなっており、3年弱で約7.8倍上昇しています。
コカ・コーラの事例と同様ですが、米国株式の場合、株価の値上がりだけでなく、為替の変動も加味して考える必要があります。
この場合、購入時よりもドル円のレートは円安ドル高になっているため、評価益は約965万円となります。仮に課税口座で売却すると、965万円に約20%(約193万円)の課税がされます。しかし、NISA口座であれば、売却益が非課税となります。
利益が大きければ大きいほど、非課税のメリットも大きい事がよくわかる例ですね。
グロース株は、まず第一に企業が自社の成長に資金を投じるため、配当を出さない会社(無配)であることも珍しくありません。
テスラの場合、期間中に2回配当を支払いしています。テスラが初めて配当を出したのは2020年8月であり、創業以来2度しかないので、配当銘柄というよりはグロース株と言って差し支えはないでしょう。
チャートをみると株価400ドル超えの高値を付けていた時期がありますが、仮に400ドルで利益確定していれば、売却価格は、1,380万円となります(為替レートは115円で計算)。
その後テスラは100ドル近辺まで株価は下落しており、この時期に手放してしまうと、売却価格は約400万円となります(為替レートは134円計算)。
「いつ利益確定するのか?」は株式投資の命題でもあるくらい難しいです。
株式投資上級者になると、「損切よりも利確が難しい」とも言うくらいです。
これだけの利益を、長期間握りしめられるかどうかも握力が試されそうですね!
まとめ
新NISAの成長投資枠で買付する妙味がある株式とは?
①高配当株→インカムゲイン(配当)
②グロース株→キャピタルゲイン(値上がり益)
投資スタンスによって、買付を検討する株式は異なる!
※米国株の配当金には、NISA口座であっても10%の課税がされる
いかがでしたか?
新NISAの成長投資枠で、「どのような株式を購入するのが良さそうか分からない…。」と悩んでいる方のご参考になれば幸いです。
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*為替コストのみかかります
※つみたて投資枠に関しましては、ただいま準備中となっており、来年以降のお取り扱いを予定しております。
【免責事項】
当記事で事例として取り上げた個別銘柄は、あくまでも参考情報であり、説明のみを意図しています。個別銘柄の具体的な推奨ではありません。
当記事の事例では、諸手数料を加味しておりません。現実の投資成績とは異なります。
(2023年12月6日執筆)
免責事項:このコンテンツは、Moomoo Technologies Incが情報交換及び教育目的でのみ提供するものです。 さらに詳しい情報
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