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東京市場サマリー:日経平均反落 長期金利上昇止まらず、日銀政策への警戒強い

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moomooニュース日本株 コラムを発表しました · 2024/05/28 14:03
東京市場サマリー:日経平均反落 長期金利上昇止まらず、日銀政策への警戒強い
Moomooユーザーの皆様、こんにちは!大引けお疲れ様でした。本日の株式相場概況は以下の通りです。よろしくお願いします。
●日経平均は前営業日比44.65円安の38855.37円で終了
●企業向けサービス価格が32年半ぶり高水準、賃金転嫁に広がり-日銀
●電力株急伸、女川原発再稼働に期待-みずほ証は3社目標株価上げ
●円相場「日銀スルー」なおも続く 内田副総裁発言に冷淡
●EV減速でPHVに脚光、トヨタ新型エンジンでBYD対抗
●トヨタ・スバル・マツダ、三様に新型エンジン開発へ 電動との最適な組合せ目指す
●注目銘柄: $三井住友フィナンシャルグループ (8316.JP)$ $四国電力 (9507.JP)$ $東北電力 (9506.JP)$ $SOMPOホールディングス (8630.JP)$など
ーmoomooニュース日本株Sherry
市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比44.65円安の38855.37円、東証株価指数(TOPIX)が2.14ポイント高の2768.50で終了した。
トップニュース
企業向けサービス価格が32年半ぶり高水準、賃金転嫁に広がり-日銀
企業間で取引されるサービスの価格に人件費の上昇を転嫁する動きが広がっている。日本銀行が28日に公表した4月の企業向けサービス価格指数は、消費税率引き上げの影響があった期間を除き32年半ぶりの高い上昇率となった。
海上運賃が急上昇、コロナ禍「混乱」想起させるペース-需給に逼迫感
世界的なモノの貿易は、昨年の低迷を経て持ち直しの兆しを見せており、海上貨物運賃が大きく上昇している。3年前の国際貿易を混乱させた需要の急増を思い起こすサプライチェーンマネジャーもいる。
円相場「日銀スルー」なおも続く 内田副総裁発言に冷淡
外国為替市場で日銀からの情報発信を軽く受け流す傾向が続いている。27日には日銀の内田真一副総裁が金融政策や労働市場についてかなり踏み込んだ発言をし、日本国債利回りの上昇を促したにもかかわらず円相場は1ドル=156円台後半で特に反応しなかった。海外勢を中心に「日銀は低金利環境からの脱却に時間をかけすぎている」との受け止めが多いためだ。

4月の国内建設受注24%増 過去10年で最高
日本建設業連合会(日建連)が28日発表した2024年4月の国内建設受注額は、前年同月比24%増の1兆3795億円だった。プラスは2カ月連続。4月単月として過去10年で最高だった。民間と官公庁ともに好調で、資材価格の高騰が受注額を押し上げた。
関連記事
大成建など建設株の一角が堅調、4月国内建設受注24%の大幅増が株価支援◇
トヨタ・スバル・マツダ、三様に新型エンジン開発へ 電動との最適な組合せ目指す
$トヨタ自動車 (7203.JP)$ $SUBARU (7270.JP)$ $マツダ (7261.JP)$は28日、脱炭素社会の実現に向けて、3社3様で環境性能を向上させた新型エンジンを開発すると発表した。各社は、新型エンジンとモーターやバッテリーなどの電動ユニットとの最適な組み合わせを目指す。従来のエンジンに比べ、高効率・高出力を実現しながら小型化し、多様なカーボンニュートラル燃料に対応させる。
関連記事
EV減速でPHVに脚光、トヨタ新型エンジンでBYD対抗

注目銘柄
三井住友FG株、1万円台 日銀の政策正常化を意識
$三井住友フィナンシャルグループ (8316.JP)$が続伸、株式分割考慮ベースで2007年8月以来16年9カ月ぶりの水準を付けた。日銀による早期の政策正常化が意識され、国内の長期金利は上昇基調を強めている。6月13〜14日の次回の日銀の金融政策決定会合では政策正常化の動きを一段と強めるとの見方も出ており、株式市場では金利上昇で利ざや改善期待が高まる銀行株には買いが入りやすい状況が続いている。 $三菱UFJフィナンシャル・グループ (8306.JP)$も高い。
電力株急伸、女川原発再稼働に期待-みずほ証は3社目標株価上げ
女川原子力発電所2号機の安全対策工事の完了を発表した $東北電力 (9506.JP)$をはじめ、みずほ証券が投資判断を引き上げた $四国電力 (9507.JP)$など電力株が軒並み高い。東北電株は一時前日比12%高と、2013年5月以来の日中上昇率を記録。四国電株は5.4%高と18年9月以来の高値、 $関西電力 (9503.JP)$株も5.2%高と07年12月以来の高値を付けた。TOPIX電気・ガス業指数は東証33業種の上昇率トップで、11年3月以来の高値で推移している。
SOMPO社長、想定超えるM&A規模が視野に-株売却資金を活用へ
$SOMPOホールディングス (8630.JP)$の奥村幹夫社長は、ブルームバーグとのインタビューで、政策保有株式の売却によって得られる資金を企業の合併・買収(M&A)にも活用する方針を示し、大型買収への対応も可能になるとの認識を示した。

配信元:日本経済新聞、ロイター、Bloomberg
東京市場サマリー:日経平均反落 長期金利上昇止まらず、日銀政策への警戒強い
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