中古住宅販売件数減少
2024年6月21日23:00に発表された米国中古住宅販売件数は前月414万件に対して結果411万件でした。
中古住宅販売件数は3ヵ月連続の減少です。
住宅販売件数の減少はCPI減少の妨げになるため株安要因です。
住宅販売件数減少と逆行して全国中古住宅価格が過去最高を記録しました。
住宅在庫の少なさが理由です。
もう1つの住宅価格上昇の理由が高価格住宅の需要が旺盛であることです。
ここに来て貧富の差が顕著になっています。
高所得者ほどインフレを追い風に金融資産を増加させているためお金に余裕がある状態です。
住宅販売件数が減る中で価格が上昇、インフレに拍車をかけます。これは株安要因です。
自動車保険や住宅保険が高騰しています。米国では自動車保険料にクレジットスコアが影響します。
クレジットカードで延滞を何度もしている。過去に破産歴がある。この場合、クレジットスコアが悪化します。
クレジットスコアが悪化すると自動車保険料金も上昇します。
これは州によって違いがあります。クレジットスコアが自動車保険料金に影響しない州もあります。
長引くインフレでクレジットカードの延滞率が高まると自動車保険料金は高止まりする恐れがあります。
これはCPI減少の障壁になるため株安要因です。
同日22:45に発表された米国サービス業PMIは前月54.8に対して結果55.1と上昇しました。
50を上回っています。これは好況を示しています。
これは今月6月のデータで速報値です。確報値は7月3日に発表されます。
利下げ期待が高まっている中で好況を示すデータはインフレ懸念材料になるため株安要因です。
米経済は高所得者が牽引しています。
利下げ材料が乏しいため株価の上値は重くなります。
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コメント
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ラッキーミー : なるほど![face_with_monocle 🧐](https://static.moomoo.com/nnq/emoji/static/image/img-apple-64/1f9d0.png)
わかりやすくありがとうございます