米国市場の展望：米大統領選挙の結果待ち　パランティアが時間外取引で急騰

Moomooユーザーの皆様、こんばんは！今晩のＮＹ株の読み筋です。

市場概況
米国市場スタート、優良株で構成するダウ工業株30種平均は40.89ドル高の41835.49ドル、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が70.73ポイント高の18250.71で始まった。米国大型株である500社の銘柄で構成するS＆P500種平均は9.74ポイント高の5722.43。

トップニュース
米大統領選挙の結果待ち
●S&P500先物は、アメリカ人が投票に行く準備をするにつれて上昇している。
●一部のヘッジファンドは、ハリスが勝てば米ドル安になると見て、ユーロと豪ドルのコール・オプションを買っている。

●ビットコインETFは、投票後のボラティリティ上昇に備え、1日あたり約6億ドルの資金流出を記録した。

● $パランティア・テクノロジーズ (PLTR.US)$ は、過去最高益と人工知能ソフトウェアへの旺盛な需要を報告し、取引開始早々に12%急騰。

●関連記事：混戦のまま投票日へ？2024年米大統領選「投票締め切り」が一目で分かる！

選挙への不透明感が市場の神経質に拍車をかける
●ドナルド・トランプ氏とカマラ・ハリス氏の争いを市場がリアルタイムで洞察している。投資家は最近、ペソ、円、人民元などの通貨に対してドルを買ったり、国債を売ったり、暗号や証券株に投資したりする「トランプ・トレード」を好んでいる。
●最近のハリス候補の世論調査では、こうしたトレードの勢いが逆転し、市場心理が変化している。メキシコ・ペソは重要なバロメーターと見られており、インプライド・ボラティリティはブレグジットの水準に近づいている。

パランティアの株価上昇
●ハイテク業界の熱狂の中心的銘柄である $パランティア・テクノロジーズ (PLTR.US)$ は、投資家が依然としてAIのトレンドに飛びつこうとしていることを示している。
●同社の株価は今年140％以上上昇しており、これは同社のソフトウェアに対する需要と、最近のS&P500種株価指数への組み入れなどの出来事によるものである。

【決算プレビュー】アーム、急浮上した「2つの懸念」！払しょくできる？
● $アーム・ホールディングス (ARM.US)$ は、11月6日引け後（現地時間）に7-9月期決算を発表する予定。
●市場予想に基づけば、7-9月期は売上高と調整後EPSが鈍化する見込み。10-12月期以降は回復する見込み。