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パウエル議長、トランプ氏に従わない可能性示唆-FRB保護のためなら

2024年11月8日 15:51 JST
自分を降格させたり解任したりする法的権限は大統領にないと指摘
今回は利下げも12月会合で利下げを一時停止する可能性に扉を開く
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は7日、トランプ次期大統領から辞任を求められてもそうするつもりはないと述べるとともに、次期大統領には自分や他のFRB高官を解任する権限はないとし、トランプ氏のホワイトハウス返り咲きを受けた政治的圧力から米金融当局を守る意向を明確にした。
連邦公開市場委員会(FOMC)会合後に記者会見したパウエル議長は質疑応答で、トランプ氏から辞任を求められたら身を引くのか記者団から質問されたのに対し、「ノー」ときっぱりと答えた。
  トランプ氏は政権1期目にパウエル議長解任の可能性を検討した経緯があるが、パウエル議長は会見で、トランプ氏には議長や他のFRB高官を降格させたり解任したりする法的権限はないと繰り返し述べた。
  米ペンシルベニア大学ウォートン校で連邦準備制度の歴史を研究するピーター・コンティブラウン准教授は「誰も降格させることはできないとパウエル議長が力説しているのは、FRB指導部は皆同じ立場だということだ」と指摘。「これは、FRBの構成について次期大統領に発言権はあるが、欠員が生じるまではそうした権限は持たないと、パウエル議長が宣言したものと考えられる」と話した。
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