外国人投資家が大量に仕込んでいる“高ROE”４銘柄！半導体関連のニッチトップも！

日経平均株価が初めて４万円の節目を超えたことで、さらなる海外勢の日本株買いが期待されている。外資傘下となるなど外国人がすでに株式の大半を保有している銘柄は少なくない。外資傘下の $中外製薬(4519.JP)$、 $日本ペイントホールディングス(4612.JP)$、 $MonotaRO(3064.JP)$では外国人保有が約8割、シャープでは７割を占める。純投資目的では $ソニーグループ(6758.JP)$、 $富士通(6702.JP)$、 $川崎汽船(9107.JP)$、 $三井不動産(8801.JP)$、 $任天堂(7974.JP)$といった大型株が人気で４～６割が外国人保有となっている。

ニッセイアセットマネジメントの分析によると、外国人投資家の保有比率が高まった“後”ではなく、保有比率が“増えていく過程”で高いリターンが実現するという。また外国人はPBR（株価純資産倍率）やPER（株価収益率）といったバリュエーション指標よりも、株主から見た投資効率を測るROE（自己資本利益率）の高さを重視して選別していると指摘する。

◆ $テクノプロ・ホールディングス(6028.JP)$
国内最大級の技術系人材サービスグループ持ち株会社。IT技術者に強み。配当性向は5割の方針。外国人保有比率は66.49％。前期ROEは21.30％。PBRは4倍、PERは20倍。

◆ $RS Technologies(3445.JP)$
半導体製造過程で発生するモニタウエハーの再生事業では世界シェア首位のニッチトップ企業。半導体関連装置・部材等の買い取り及び販売。 太陽光発電事業も。宮城県に工場。中国など海外売上比率高い。外国人保有率は58.69％。ROEは20.39％。PBRは0.7倍、PERは10倍。

◆ $パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532.JP)$
総合ディスカウント店「ドン・キホーテ」展開。子会社に長崎屋、ユニー。ASEAN出店を加速。外国人保有比率は57.8％。ROEは15.63％。PBRは4倍。PERは27倍。

◆ $ベイカレント・コンサルティング(6532.JP)$
国内最大級の総合コンサル会社。デジタル技術を活用した経営戦略の立案と実行支援に強み。外国人保有比率は52.35％。ROEは44.24％。PBRは7倍、PERは19倍。