【今朝の5本】仕事を始める前に読んでおきたい厳選ニュース
まだ不適切
アクセス遮断
対話型人工知能(AI)「ChatGPT」を開発した米オープンAIは、中国のデベロッパーに対し、7月から同社のツールおよびソフトウエアへのアクセスを遮断し始めると警告したと、現地メディアが報じた。サービスを提供していない国のユーザーを締め出すべく、より積極的な姿勢を取っていることが示唆された。証券時報などが25日にソーシャルメディアに投稿したスクリーンショットによれば、オープンAIは複数地域のデベロッパーにアクセス遮断について文書を送った。
まだ何年も続く
AIの王者、米エヌビディアの時価総額が3営業日で約4300億ドル(約68兆6700億円)消失しても、ニューバーガー・バーマン・グループのスティーブ・アイズマン氏にとっては、ささいな出来事だ。2008年の金融危機以前にサブプライム住宅ローンの崩壊を予見し「世紀の空売り」を行ったことで知られるアイズマン氏はエヌビディア株を「多く」保有しており、何年も先を見据えた長期的な投資対象として考えていると語った。一部では成長が急速過ぎると懸念されているが、アイズマン氏は株価を気にするのは最後だという。
より危険
バイデン米大統領が再選を果たしても、米国の深い党派対立は市場に不確実性をもたらす恐れがあると、米コロンビア大学歴史学教授のアダム・トゥーズ氏は指摘した。「政治的観点から見て、より危険なシナリオはバイデンが勝利することだ」という。バイデン氏の勝利がもたらす不確実性は、トランプ氏率いる共和党が2度目のトランプ氏敗北にどう反応するのかという点に起因すると、同氏は説明。市場はそれを安定性に欠ける結末と見なす可能性があると、付け加えた。
まさかの敗北
カナダ最大都市トロント中心部の選挙区で24日実施された補欠選挙で、野党・保守党が勝利した。この選挙区は1993年以来、与党・自由党が毎回議席を維持してきたいわば牙城で、来年実施が予定されている総選挙を控え、トルドー首相には大きな打撃となる。今回の選挙はトルドー首相にとって事実上の信任投票と位置づけられており、首相に対しては総選挙を前に退陣するよう圧力が強まりそうだ。
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