7/9 注目チャート

本日は少し斜めから「NT倍率 先物」の日足です。

7/3以降、急激なNTロング、つまり日経平均の方がTOPIXよりも強いという状況です。

昨日、半導体の全体チャートが実は強くて最近のイメージやバリューが強いイメージとはちょっと実態は違うという書き込みをしましたが、今日はその傾向が一段と強くなりました。

これは昨晩のNYでSOXが+1.93％、NVDAが+1.88％と半導体セクターが強かったことが要因ですが、今日は日本の半導体も+1.2％以上で推移しておりしっかりしています。

なので日経平均型が強く、銀行・金融を軸としたTOPIX型よりも強い動きです。

NT倍率が逆三尊の形でそのネックラインを上抜けてきていますので、日経平均は41000円を下値にして固める可能性があります。とは言え、今週はSQ週。決算を見越してファストリやSBGで先物を上に誘導している仕掛けもありますので、少々割り引く必要もあります。

いずれにせよ、NT倍率がロング(上昇)の形で株価が上昇する場合、エネルギーは強いということになります。

個別株を買い持ちしていたり、先物ロングは問題ありませんが、先物ショートやWインバースの買い下がり、CALL売り等は大やけどがあり得るので注意が必要だと思います。