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今週の決算·経済カレンダー(9/16~9/20)米FOMCの一手で市場は歓喜か波乱か?半導体株の復活劇と為替の波乱に注目!

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moomooニュース米国株 コラムを発表しました · 2024/09/14 11:40
今週のポイント
今週の日本株は、日米の金融政策に大きく左右される見通しだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)が9月17〜18日に開催され、その結果が市場に与える影響は非常に大きい。また、19〜20日には日銀の金融政策決定会合が予定されている。市場では、FOMCでの利下げが確実視されており、利下げ幅は25bpと予想されているが、50bpの大幅利下げの可能性も高い。
FOMCが利下げを行うことで、米国のグロース株や中小型株に追い風となり、日本の類似銘柄にも好影響が期待される。特に、半導体株は注目される分野で、エヌビディアなどの米国グロース株が強ければ、日本の半導体株も堅調な動きが見込まれる。また、国内では18日に発表される7月の機械受注や、20日に発表される8月の全国消費者物価指数も注目される。
米国株市場もFOMCの結果に大きく左右されるだろう。市場は25bpの利下げとの見方が広がっていたがが、12日の米紙報道を受けて50bpの利下げの可能性が一段高となった。市場予想を上回る50bpの大幅利下げを実施した場合、米国株は一段と上昇する可能性がある。これは、大幅な利下げが経済を支えるための強力な措置として市場に受け取られるためだ。一方で、大幅利下げが景気後退リスクを示唆すると受け取られると、短期的には市場に不安が広がる可能性もある。しかし、長期的には低金利環境が経済活動を刺激し、株式市場全体の上昇を支える要因となる可能性がある。
さらに、8月の小売売上高や鉱工業生産などの重要経済指標の発表も控えており、これらが市場に与える影響にも注目が集まる。小売売上高が弱い結果となれば、50bpの利下げ観測がさらに高まり、市場のボラティリティが増加する可能性がある。
そして、FOMC通過後、市場の関心は米大統領選挙に向かうことが予想される。特に、大統領選挙の結果によって今後の経済政策が大きく左右されるため、両候補の政策発表や討論が市場に影響を与えるだろう。
今週のドル円相場は、FOMCと日銀会合の結果を受けて非常に神経質な展開が予想される。FOMCでの利下げが25bpに留まる場合、ドルの買い戻しが進む可能性があるが、50bpの大幅利下げが行われる場合はさらに円高に振れるだろう。特に、日銀の植田総裁の発言が注目されており、金融政策の正常化に関する発言があれば円高要因となるだろう。また、日銀会合については、金融市場の混乱や自民党総裁選があるため、9月は据え置きとの見方が強い。しかし、次の利上げ時期に関する発言があれば、市場は敏感に反応する可能性がある。
今週の決算·経済カレンダー(9/16~9/20)米FOMCの一手で市場は歓喜か波乱か?半導体株の復活劇と為替の波乱に注目!
先週の相場ポイント
1.日経平均は2週ぶり反発、一時3万6000円台割れ
2.米国株、先週の大幅下落から復活 S&P500とナスダック、今年最高の週間上昇率を達成
3.市場の幅、意外な停滞 強い上昇にもかかわらず
4.半導体株の復活:NVIDIAとオラクルの好調決算が市場を牽引
5.米国債利回り、52週間ぶりの低水準に低下 利回り曲線は正常化進行中
6.米コアCPI、予想を上回る上昇 基調インフレに依然粘着性
7.FOMCの50bp利下げ観測が再燃
日経平均は前週末比190円(0.5%)高の3万6581円と、2週ぶりに上昇した。先週は週明けから波乱含みの展開。米景気懸念を背景にリスクオフのムードが広がった。その後も為替市場での円高が逆風となり、半導体や自動車など輸出株を中心に軟調地合いが継続。途中リバウンドに転じる場面もあったが、買いの勢いは続かなかった。
先週はインフレデータと、ハリス副大統領とトランプ前大統領による初の米大統領選討論会最大の注目となった。米国株式市場は9月初めの大幅な下落から立ち直り、8月のコア消費者物価指数(CPI)が予想を上回る結果となったにもかかわらず、 $NYダウ (.DJI.US)$ $S&P500 (.SPX.US)$2022年10月以来最大の1日での反発を見せた。トレーダーは、来週の利下げ見通しに自信を深め、ハイテク株を買い戻した。米主要3指数が9月初めに約18か月ぶりの最悪の週を記録した後、先週はS&P500とナスダックが今年最高の週間上昇率を記録し、ダウ工平均も2024年で2番目に良い週を記録した。具体的には、S&P500は4%上昇し、 $ナスダック総合 (.IXIC.US)$は5.9%上昇した。ダウ平均も2.6%上昇した。
ただし、注目すべきのは、米国株は先週、強い上昇を見せたが、意外にも市場の幅には対応する拡大が見られなかったことだ。S&P 500指数の市場の幅は71.6%から72.0%にわずかに増加し、ナスダック総合指数は42.79%から42.80%とほぼ変わらない状態だ。
市場の幅:各構成銘柄のうち、200日移動平均線を上回っている銘柄の割合
米国債利回りは概ね52週間ぶりの低水準に低下し、利回り曲線は正常化を続けている。2年物米国債利回りは、先々週金曜日の3.654%から3.591%に低下し、10年物米国債利回りは先々週金曜日の3.710%から3.659%に低下した。
先週の経済データの焦点は、コアインフレ率が予想を上回ったことである。市場は最初、このデータに消極的な反応を示したが、その後、センチメントは明らかに強気に転じた。先週の経済データの内訳は以下の通り:
消費者物価指数(CPI):前月比0.2%、予想と一致し、前年比では2.5%で、予想の2.6%をやや下回り、前月の2.9%から0.4%減少。前年比は2021年2月以来の低水準となった。
コアCPI:前月比0.3%と予想の0.2%を上回り、前年比は3.2%と予想と一致した。
生産者物価指数(PPI):前月比0.2%と予想通り、前年比は1.7%と前月から0.4%低下した。
コアPPI:前月比0.3%、予想の0.2%を上回り、前年比は3.3%。
新規失業保険申請件数:予想23.4万人を下回ったが、前週の22.8万人から増加。継続失業保険申請件数は185万件で、前週の183.8万件から増加。
株式市場は、最近のインフレと雇用統計の結果を受け、FRBが大幅な利下げに踏み切る可能性を事実上否定していたが、50bpの利下げの可能性に再び注目している。トレーダーは今週の50bpの利下げの確率を49%とみており、先週木曜日時点の15%から大幅に上昇した。50bpの利下げの確率は、フィナンシャル・タイムズとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道により急上昇した。これらの報道によれば、9月18日のFRBの利下げ幅は微妙な判断となる見通しが示されている。また、影響力のある元NY連銀総裁Bill Dudley氏は、より大幅な利下げには「強い根拠」があると述べ、議論に拍車をかけた
インフレデータ以外では、 $エヌビディア (NVDA.US)$のジェンスン・フアンCEOの強気なコメントと、 $オラクル (ORCL.US)$の好調な決算報告により、半導体株は待望の平均回帰ラリーを演じた。先々週、半導体株のセンチメントは弱気で、 $PHLX Semiconductor Index (.SOX.US)$は週間で12%下落した。先週は、買い手が再び参入し、SOXは約10%上昇し、先々週の下落分をほぼ取り戻した。
半導体株の上昇もナスダック100種指数を週間6%近くの上昇を押し上げた。 $アーム・ホールディングス (ARM.US)$26%以上急騰で同指数の中で最大の上昇率を記録した。 $ブロードコム (AVGO.US)$約21%上昇し、NVIDIAは16%上昇した。人工知能サーバーメーカーの $スーパー・マイクロ・コンピューター (SMCI.US)$約19% $アドバンスト・マイクロ・デバイシズ (AMD.US)$約13%上昇した。テクノロジー大手の $アマゾン・ドットコム (AMZN.US)$ $テスラ (TSLA.US)$も先週は好調で、それぞれ9%以上上昇した。 $マイクロソフト (MSFT.US)$約7%上昇した。
$アップル (AAPL.US)$は先週、アームのAIチップ技術を搭載したiPhone 16を発表した。 $パランティア・テクノロジーズ (PLTR.US)$ $デル・テクノロジーズ (DELL.US)$が今月末にS&P 500指数に加わる。また、オラクルは決算発表後に過去最高値を記録した。一方、 $マイクロン・テクノロジー (MU.US)$珍しいダブル格下げを受けた。
出所:FactSet、MINKABU、Bloomberg、investing
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