昨日豪州連邦準備銀行の利上げ決定は維持され、現在の4.35%が変わらずに据え置かれ、委員会はインフレを目標(2%-3%)水準に復活させることに決意しています。会議後の記者会見で、豪州連邦準備銀行の総裁は、協議の中で利上げを明確に検討したことはなく、近い将来の利下げの可能性はないと考えており、8月のCPIは3%未満になると予想されています。利上げが変わらず、他国が利下げを行った場合、これは豪ドルを支援することになります。そして、今日は豪州の8月CPIデータが発表されます。市場の予想は2.7%のインフレ率に下落することです。データが予想に沿えば、月次CPIは豪州連邦準備銀行の目標に適合しますが、豪州連邦準備銀行は今後の利下げの可能性を見極めるために、来月第三四半期のインフレデータを注視しています。一方、中国人民銀行は昨日、総動員を行い、準備率を引き下げ、利下げ、住宅ローン金利を引き下げるなど、豪ドルをある程度支援しました。重要なのは、今日11:30にCPIデータが公表されるということで、短期的には豪ドルに大きな影響を与えるでしょう。