株価が高騰しつつある半導体巨大メーカー

$テキサス・インストゥルメンツ (TXN.US)$ は、アメリカのテキサス州ダラスに本社を置く、多様な半導体製品の設計、開発、製造、販売、サービスを手掛けている世界的な巨大半導体企業です。民生用の一般的半導体の他、航空、宇宙、車載など幅広いカテゴリーで強みを発揮。半導体素子の他に電卓など応用製品もよく知られている。日本テキサス・インスツルメンツの本社機能は東京都港区。（出典; moomoo証券、テキサス・インスツルメンツ（米）、日本テキサス・インスツルメンツ合同会社）

$台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング (TSM.US)$ は台湾の半導体ファウンドリー（半導体ウェハーを加工する半導体前工程の製造受託）メーカーです。ファウンドリーとして世界最大の企業。メモリー、イメージセンサーなど幅広い集積回路(IC)など半導体デバイスの製造、販売、実装、検査、組み立て、コンピュータ支援設計に加え、IC製造に欠かせないフォトマスクを製造。TSMCジャパン株式会社の本社は、横浜市西区みなとみらい（出典; moomoo証券、台湾セミコンダクター）

$ブロードコム (AVGO.US)$ はシンガポールの半導体デバイス製造持株会社です。主にアナログ半導体デバイスの開発者や製造企業に製品を提供する。主要分野はワイヤレス通信、有線インフラストラクチャーなど。同社は、スマートフォン、データネットワーキングおよび通信機器、エンタープライズ・ストレージやサーバ、ファクトリ・オートメーション、産業用設備を手掛けている。　　（出典; moomoo証券）

最近の産業関連の話題は何と言っても「生成AI」でしょう。巨大企業が次々とこの分野に参入を表明しています。しかも $マイクロソフト (MSFT.US)$ がChat-GPTを開発したOpenAIに資金提供をするなど既存勢力の業務提供も盛んです。そのため、現時点では「生成AI」の競争が激しさを増しており、近い将来にどの企業が勝利するかは読みづらいです。しかし、どの企業、プラットフォームが生き残るにしても「生成AI」を維持、発展させるには、膨大なデータを収集し、処理する能力が不可欠であるといわれています。そのため「生成AI」により既存の半導体メーカー、半導体材料さらには半導体の検査、製造設備を作る会社の仕事が増えるのは間違いありません。ですから、この分野で大きな実績を持ち、すでに巨大企業に成長している銘柄を選ぶのが手堅いでしょう。

今回は、moomooのスクリーナー機能で、「半導体製造」「半導体設備と材料」でスクリーニングし、上記の３つの銘柄を見つけました。スクリーニング条件は、

「市場；米国株」「取引所; NYSE、NASDAQ」「セクター（業種）;半導体　半導体と設備」「時価総額≧1000億」「ROE-年次報告≧20%」です。(画像４を参照して下さい）