米株式市場は歴史的に1月の株価上昇率がほかの月に比べ高くなり、9月に株価が下がりやすいなど様々なアノマリーがあるなか、S&P500種は11月、12月に上昇しやすい傾向を投資家が注目している。CFRAリサーチによると、1945年以降、S&P500種は9月に平均して0.6%の下落に対し、11月と12月はそれぞれ平均で1.4%、1.6%の上昇となり、年末の2か月間は年間で最もパフォーマンスが優れているという。また、過去20年間 S&P500種の月間平均パフォーマンスを見ると、10月は+1.3%、11月は+1.8%、12月は+0.9%、例年4Q期間のパフォーマンスが秀でていることが見て取られる。