やはり円安が止まらない!主力企業、円安による恩恵は2兆円 自動車が8割占める
26日、円が対ドルで年初来安値を更新し、1ドル=150円台半ばで推移している。米金利上昇による日米金利差拡大で大幅に円安が進んだ。同日は米国株に連れて日本株も下げたものの、円安自体は日本株全体ではプラスとの見方は根強い。国内主要企業が業績予想のために使う想定レートは保守的で、円安による2023年度の増益効果は計2兆円にも及ぶという。
日本経済新聞が自動車7社、精密7社、電機3社、重工・機械3社の為替感応度や想定レートなどを踏まえ、10月以降、足元の1ドル=150円程度、1ユーロ=160円程度が続く前提として試算したところ、円安による増益効果は2兆円との数字が出た。他の変数がなければ、対象企業の23年度の連結営業利益予想は約2割上振れする。恩恵が大きいのが自動車で、大手7社で約1兆6000億円と全体の約8割を占めたという。トヨタ自動車の想定レートは125円で、ユーロとの合計で業績上振れは計8900億円にのぼる。
ブルームバーグのアナリストらは日本の乗用車メーカー7社について、部品不足による減産の緩和などに円安が加わり、2024年3月期と25年3月期の2年にわたって営業増益になると予想している。会社計画は総じて保守的で、7社すべてののコンセンサス予想が会社計画を上回る。また、7社のPBRバリュエーションは、直近のボトムである23年3月末の低水準を脱しているものの、7社の時価総額加重平均PBRは辛うじて1倍を上回るにとどまっていると指摘した。
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出所:日本経済新聞、Bloomberg、moomoo
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コメント
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182688103 : 相場変動の円安で得たアブク利益は、円安で高く成ってしまう食料品の価格高騰を政府が下げる為に円安増収利益は、臨時に納税しても良いのではないですかね。
loyal Monkey_2175 : 株主還元も必要ですが、それより先に社員に還元した方が良いですよ!
消費税廃止 : 輸出企業優先の消費税廃止
美しいヒル_5076 : 感応度に❶と0の数字だけが付いていて0で後方の数字が伸びている時多分
の値を表しているかも知れないと見ました。だから日立の次が本田技研。次に豊田。そのように推定致しましたがいかがなものでしょうか?
美しいヒル_5076 : 円安になりまして債券が減少すると言う事は安く物を買う事が出来て借金に足される金利つまり利息つまり利子が減るので借金が安くなりまして今期は借金を返し安くなると思います。借金が減少して行く事はとても光栄です。とてもありがたい事ですね。