アルバータ州の山火事、カナディアン・ナチュラル社、インペリアル社、MEGエナジー社の石油採掘場を脅かす

OilPrice.comが木曜日に報じたところによると、この24時間の間にアルバータ州全域で新たに20件近くの山火事が発生し、主にオイルサンドの中心地であるフォート・マクマレーの南側で、日産40万バレル以上の石油生産を脅かす可能性があるという。

7エーカーの山火事の1件は、5月に10万バレル／日近くを生産したMEGエナジー（OTCPK:MEGEF）のクリスティーナ湖鉱区から10キロ圏内、もう1件は1万9000バレル／日を生産するインペリアル・オイル（IMO）のコールド湖鉱区から10キロ圏内、3件目はカナディアン・ナチュラル・リソーシズ（NYSE:CNQ）のカービーオイルサンドに近いと報じられている。

ブルームバーグによると、この火災はカナダの重質原油価格を押し上げ、ウェスタン・カナディアン・セレクトのベンチマークであるウェスト・テキサス・インターミディエイトに対するディスカウントは、火曜日の14ドル／バレルから水曜日には13.10ドル／バレルに縮小した。

セノバス・エナジー（CVE）がサンライズ・オイルサンド・サイトから一部の作業員を撤収させ、インペリアル・オイル（IMO）がケアル・オイルサンド・サイトから不要不急の作業員を撤収させたのと同じ山火事の影響で、サンコー・エナジー（SU）は2週間前にファイヤーバッグ・サイトから減産し、5月に日産23万1,000バレルを生産していた施設の生産量を減らした。