アルファベット、業績予想を上回り初配当を決定
グーグルの親会社であるアルファベットは、予想を上回る四半期収益と利益を報告し、1株当たり0.20ドルの現金配当を発表して投資家を興奮させた後、木曜日の時間外取引で13％も上昇した。
取締役会はまた、700億ドルを上限とする自社株買いプログラムを承認した。
「当社の第1四半期決算は、検索、YouTube、クラウドサービスの好調を反映している」とCEOのスンダル・ピチャイは声明で述べた。 「AI研究とインフラストラクチャーにおける当社のリーダーシップ、そしてグローバルな製品展開により、当社はAIイノベーションの次の波に対して有利な立場にあります。」
以下はアルファベットの最も重要な指標である：
トラフィック獲得コストを除く売上高：予想660.7億ドルに対し675.9億ドル（2023年第1四半期は580.7億ドル）
調整後EPS：予想1.53ドルに対し1.89ドル（2023年第1四半期は1.17ドル）
クラウド収入：予想93.7億ドルに対し95.8億ドル（2023年第1四半期予想は74.5億ドル）
広告収入：予想601.8億ドルに対し616.6億ドル（2023年第1四半期は545.5億ドル）
人工知能の分野では、グーグルがマイクロソフト（Microsoft）に追いつきつつあるとの見方が強い。 マイクロソフトは、コンシューマーグレードのAIチャットボットの文化的ブームから恩恵を受けたテック界の最初の企業のひとつだ。 マイクロソフトは、人気のChatGPTを開発したOpenAIに投資した。
グーグルはまた、クラウド分野でのシェア拡大に苦戦しており、現在はライバルのアマゾン、マイクロソフトに次ぐ3位につけている。 クラウド収益は、前年同期比で30％近く増加している。
アルファベットのレポートは、広告業界のライバルであるハイテク大手メタが悲観的な第2四半期予測を発表した翌日に発表された。
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