インド株 SENSEXは上昇するも、2週連続の下落を示唆

インドの株式市場は835ポイント（1.1％）高の79,715となり、ニフティ50は24,350を上回った。

木曜日のウォール街では、週間失業保険申請件数が予想以上に減少したことで、米国の景気後退懸念が後退し、BSE Sensexはプラスに転じた。

ロイターの世論調査によるインフレ予測は、インドのインフレ率が2019年8月以来の低水準となる3.65％まで緩和すると予想され、RBIが予想より早く利下げを実施するとの期待を高め、センチメントを高めた。

序盤の上昇銘柄には、アイチャー・モーターズ（4.7％）、タタ・モーターズ（3.2％）、グラシム（2.6％）、HCLテック（2.4％）などがあった。

中国の消費者物価は5カ月ぶりの高水準となったが、生産者物価は続落した。

自動車、IT、電力、不動産、通信、メディアがそれぞれ1％上昇。BSE中型株指数と小型株指数はそれぞれ1％上昇。

今週のBSE SENSEXは1.5％安となり、週明けの世界同時株安の中、2週連続の下落となる。