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AMD、来年はデータセンター向けGPU事業が力強い成長を見せる

チップ大手AMDは第3四半期決算を発表し、四半期収益はアナリスト予想を上回ったものの、第4四半期の収益ガイダンスは市場予想を下回った。
AMDの9月終了四半期決算は、調整後の1株当たり利益が70セントと予想の68セントを上回り、売上高は58億ドルと予想の57億ドルに対し前年同期比4%増となった。
一方、AMDは第4四半期の売上高を約61億ドルと予想、アナリストは63億7000万ドルと予想していた。
AMDの株価は当初、時間外取引で約4%下落したが、同社が人工知能チップ事業の見通しを上方修正したことで反発した。
20億ドルの可能性
AMDはGPUを製造できる数少ないチップメーカーの1つであり、この市場は現在エヌビディアが独占している。GPUは主に生成AIモデルの訓練と展開に使用され、AIブームが今年のGPU市場を牽引した。
サーバー・プロセッサーCPUとAIチップGPUを含むAMDのデータセンター部門の第3四半期の売上高は16億ドルで、前年同期と変わらなかった。AMDは第4四半期のデータセンター事業の力強い成長を見込んでいる。
AMDの最高経営責任者(CEO)は決算説明会で、「現在、データセンター向けGPUの売上は第4四半期に約4億ドルに達し、2024年には20億ドルを超えると見込んでいる 」と述べた。
また、AMDは決算報告で、近日発売予定のAIチップ、MI300AとMI300Xが今四半期に量産に入ると言及した。
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