それでもアナタはBTCを否定するの?
■BTC 81000ドル突破!
ビットコイン(BTC)が81000ドルを突破して、またX等でも話題になってきました。
こういうお題はBTCが強い時でないと皆様に興味をもっていただけないので、今日はチャンスと思ってクソ時間のない中で思わず走り書きしました(笑)
こういうお題はBTCが強い時でないと皆様に興味をもっていただけないので、今日はチャンスと思ってクソ時間のない中で思わず走り書きしました(笑)
※書いている間にも81000ドルを超えて上昇してきています。
さてみなさんはBTCを持っていますか?
■BTCと仮想通貨は分けて考えるべし
まず最初にお断りをしておきますと、BTCの話であって仮想通貨全体の話ではありません。この辺、自称金融専門家としてメディアに出ている多くの年配の方は、BTC=仮想通貨=草コインとして話をしていますが、根本は全く異なります。
BTCと他の草コイン(アルトコイン)は全く次元が違うということは知っておきましょう。ここから話すると膨大な記事になるので飛ばしますが、とにかく次元が異なるんだと思ってください。
よって重要なのはブロックチェーンであり、その貨幣価値として見るならばビットコインだということです。
ぎりぎりイーサリアムも重要ですが、まずはビットコイン(以下BTC)だけ抑えておけば大丈夫です。ブロックチェーンという技術と、その基軸通貨のビットコインが重要であって、それ以外のNFTや草コインやDeFiやクリプトゲームといった類のものは無視して構わないということです。
※あくまで本業に忙しく株や債券、ゴールド等に投資をしている個人投資家目線の話です。NFTやDeFiが意味ないと言っているわけではありません。(現状のクリプトゲームは意味がありませんがw)
※あくまで本業に忙しく株や債券、ゴールド等に投資をしている個人投資家目線の話です。NFTやDeFiが意味ないと言っているわけではありません。(現状のクリプトゲームは意味がありませんがw)
■なぜBTCや仮想通貨にネガティブな印象を持つのか
前置きが長くなりましたが、既にBTCを投資資産の5%程度保有されているなら素晴らしいです。
先見の明と勉強をする意思がある素晴らしい投資家さんだと思います。
先見の明と勉強をする意思がある素晴らしい投資家さんだと思います。
一方で、年配の有識者の意見を聞いてBTCにネガティブな感情をもって投資しない・・というのは非常にもったいないと思いますし、BTCに限らず成功しない大多数の投資家ということになると私は思っています。
もちろんご自身で勉強された結果、BTC否定派なのであればいいと思います。ただ、私がリアルでお会いした人、もしくは知人でBTC否定派は100%勉強していない人でした。
ブロックチェーンも仮想通貨もよく分からない、何となく怖い、ボラが高い、税金が高い・・程度の認識でした。
AIのFeloに最新のネット動向から仮想通貨に否定的な意見を考察してもらうと以下の順位でした。
1:高いボラティリティとリスク
2:詐欺やハッキングのリスク
3:規制の不透明さ
4:投機的な性質
5:知識不足と誤解
6:税金の負担
2:詐欺やハッキングのリスク
3:規制の不透明さ
4:投機的な性質
5:知識不足と誤解
6:税金の負担
順番に見ていきますと・・
■1:高いボラティリティとリスク
確かにその通りです。
価格変動が激しいので、通常の個別株のスイング投資の感覚でやると死ねます。なので、無理にそのボラについていかなければいいだけのことだったりします。
価格変動が激しいので、通常の個別株のスイング投資の感覚でやると死ねます。なので、無理にそのボラについていかなければいいだけのことだったりします。
つまりは積立・分散投資です。
下がるだけでなく、今回のように暴騰することも多いわけですから、淡々と積立てればいいだけです。
なぜオルカンにガンガン積立をして、BTCを100%否定するのかと謎だということです。ボラが高いからこそ積立が相対的にワークするわけで、ボラが高いからだけで否定するのは投資家としてあまり向いていないとなってしまいます。
そもそもボラが高いものは全てやらない、レバレッジも絶対かけない・・という投資手法であれば、それはそれでいいと思います。いわゆる60-40ポートフォリオで株と債権で分散、株自体もかなり手堅いクォリティ銘柄に絞るという手法は堅実で素晴らしいです。
このタイプの方にとってBTCは水と油なので、無理にBTCに資産を入れる必要はありません。
ただ、日本人でQQQやSOXL、オルカンに大きく入れていてその上でBTCを否定しているのだとちょっと危険です。ボラもレバも高いドル資産に大きく振っているわけで、ドル資産が弱含む展開を想定していないからです。
もっと危険なのは、FXをがっつりやってBTCを否定している場合です。FXをやっていてBTCを高いボラで否定するのはかなりトンチンカンだと言えます。
このように、BTCをハイボラリスクで否定するよりも、政府が発行する紙幣に全振りしている現実の方が遥かにハイリスクなんだということを知る方が重要です。目先の値動きは積み立てでかなり相殺できますが、政府発行の紙幣資産のリスクはそれ以外のものを持って比率を調整しない限り相殺できません。
目先の値動きリスクにとらわれている間は、本当のリスクに気付けなくなります。
■2:詐欺やハッキングのリスク
BTCにおいて、残念ながらこれが最大の現状のリスクでありますが、ここはこれから時間が経つにつれて改善されるでしょう。ただそれがどの程度の時間軸になるかですね。
もう一つ、送金・移動時のミス懸念です。
BTCはウォレット単位で直接送金しますが、このウォレットアドレスを間違えると時空の彼方にお金が消えて二度と取り返せません。
BTCはウォレット単位で直接送金しますが、このウォレットアドレスを間違えると時空の彼方にお金が消えて二度と取り返せません。
通常の貨幣ですと間に銀行があって何とかしてくれますが、仮想通貨は間に銀行がないので誰も助けてくれません。
しかしこの辺はAIが発展すると同時に解決されていくでしょう。
というと、AI自身がハックされるとかAIが自我を持つとか極論を言い出す人がいて面倒なのですが(笑)、現在・現代でもコンピュータの発展、SNSの普及で我々の生活は激変しました。もちろんコンピューター犯罪やSNSが犯罪の温床になっているという社会問題もありますが、それでも我々人類は便利なツールを使いこなして進化してきています。
アナタはSNSが犯罪の温床になっているからと言ってXやYouTubeを全否定して一切見ない・・としていますか?
XやYouTubeを取り上げられたら、投資だけでなく生活に支障をきたしませんか?(笑)
XやYouTubeを取り上げられたら、投資だけでなく生活に支障をきたしませんか?(笑)
極端なネガティブ要素だけを抜き出して悪い方にしか考えない思考の持ち主は、歴史を振り返っても仕事でも投資でも成功者や先駆者にはなれませんでした。
投資におきかえてみても、現在の株や債券・不動産でも詐欺やハッキングは日常茶飯事です。
BTCだけが危険なわけではなく、どう危険なのか、どう対処すればいいのかを知らない、結局のところ勉強していないだけなんです。
■3:規制の不透明さ
これも上と同様、ネガティブな方ばかりに目を向けているだけです。
ブロックチェーンを使った技術、サービスは日進月歩でありその根幹の通貨がBTCです。どんどん便利なサービスや商品が生まれる中、規制の速度よりも成長の速さが凌駕します。
直近でもいい例がBTC ETFの誕生です。
少し前までは、ドルの失墜を懸念する米国ではBTCの先物やETFなんか認可が降りないと言われていました。しかし、世界各国や企業がドルやゴールドの次に持つべき資産としてBTCの保有量を増やし、状況が一変しました。
結果、米国でも認可がおりてBTC ETFが誕生、そこで米国の60歳以上の方の投資資金が一気に流れ込みました。
今まで懐疑的な目で見ていた年配の米国人が、ETFが出来たことで一気にBTCの資産価値に目を向けたわけです。日本の40代以上は多くがまだまだBTCに懐疑的ですが、ちょっと前の米国もそうでした。
規制に対しネガティブなことばかり警戒して否定していると、このサプライズな規制緩和を否定し上昇の波に乗れなかったことになります。規制の不透明さを今の段階で警戒ばかりしていると、今のような黎明期だからこそのグッドサプライズすら逃します。
■4:投機的な性質
1と同様なのでパス。
■5:知識不足と誤解
散々書いてきました。
早い話が、こんなに投資効率がいいBTCを全力で否定するだけの勉強をしましたか? ということですね。
早い話が、こんなに投資効率がいいBTCを全力で否定するだけの勉強をしましたか? ということですね。
していないのなら馬鹿になって乗ればいいだけ。
とは言え全力で乗って振り落とされたら死ぬので、資産の5%だけでいいので買っておく・・
とは言え全力で乗って振り落とされたら死ぬので、資産の5%だけでいいので買っておく・・
なぜこの程度の柔軟性がないのか・・・ということですね。
私の投資の格言は、「分からないものはちょびっと買え!」です。もちろんそれで「6資産分散投資信託」「ひふみ投信」「パラジウム」など若干損失を出して逃げた経験もありますが(笑)
ちょっと買ってダメならそく逃げ、いけそうなら買い増し・・でも十分な成果になるのに、分からないから否定して見ないふりをする、上がったら悔しいからさらにネガキャンする・・・では一生勝ち組に回れないです。
手のひらクルーリが投資家の基本です。
■税金の負担
これは日本という国が超絶残念な国なので頭が痛いですね。しかしこれもしっかり調べていない方が多いです。
仮想通貨で最大50%も税金をもっていかれるとかありえねえ・・と思っているアナタ・・
年収はおいくら万円でしょうか。
年収はおいくら万円でしょうか。
仮想通貨は現状単なる雑所得ですから、全収入と合算されての累進課税です。
計算は面倒なんでしませんが、ぶっちゃけ年収1000万円以上で利確が数百万円になるなら「税金は高い」です。
計算は面倒なんでしませんが、ぶっちゃけ年収1000万円以上で利確が数百万円になるなら「税金は高い」です。
が、年収500万程度で年間100万円以下の利確なら株やFXと大して変わりません。
株はまだしも、FXや先物をやっている方がBTCを税金面で否定しているなら割と滑稽だったりします。
株はまだしも、FXや先物をやっている方がBTCを税金面で否定しているなら割と滑稽だったりします。
確かに今の税制は狂っていますが、これも各証券会社や取引所のロビー活動で数年内に変わると思います。恐らくBTCもデリバティブと同じ枠組みになるでしょう。
現状は1で書いたように積み立てていれば関係ないわけです。利確した際に課税なのですから。
さらに日本でもBTC ETFが認可されれば、株式としてBTCに間接的に投資できるようになります。そうなればさらにBTC価格は上がっていくでしょう。
と言えば、じゃあ実際にBTC ETFが認可されたら買うよ・・という方がいます。
まあ別にそれでもいいのですが、いつになるか分からないし、その時にもっと上がっていてETF認可でさらに上がってから入ることになってしまいます。
まあ別にそれでもいいのですが、いつになるか分からないし、その時にもっと上がっていてETF認可でさらに上がってから入ることになってしまいます。
もちろんここから下がって安い段階で買えたになるかも知れませんが、既にクリプトでは2周遅れの日本が本気を出す頃にはBTC価格は居所を変えています。
明日から本気出す!といっている間に周りからどんどんおいていかれるのと同じです。
というわけで、大金持ちでもない限り、まだBTCをもっていない人が税金面を心配する必要なんか大してありません。
買わない理由にしているだけです。
買わない理由にしているだけです。
と色々書いてきましたが、BTC否定派の多くがAI否定派、AIバブル派で、常に最新のテクノロジーや時代の変化にネガティブな種族です。しかし世界はゼロイチではありません。
否定派だからこそ柔軟にご自身のポートフォリオにBTC成分を10%ほど入れる・・・という決断が必要な時期に来ていると思っています。
免責事項:このコミュニティは、Moomoo Technologies Inc.が教育目的でのみ提供するものです。
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コメント
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ピャラボニ : 詳しい方が周りにいないため、質問させていただきたいのですが…
最近のビットコイン価格上昇は半減期のからんだ周期的なものでしょうか?
それとも、アメリカがビットコインを国の資産とする(つまり、大量購入?)期待でしょうか?
両方でしょうか?
後者は、その具体的な中身と実現可能性が不透明すぎて、期待が膨らみ過ぎでは?と感じています。
爆益男 ピャラボニ : 今の上昇は半減期の典型的な動きだと思いますよ
トランプのビットコイン法案の影響が皆無だとは思いませんが本格的に価格に影響してくるのはまど先のことだと思います
ピャラボニ 爆益男 : ありがとうございます!!
最近、始めたもので、よくわからず、不安でした!
朝起きたら、さらに爆上げでビックリです
すごい勢いですね
オプション投資ラボ スレ主 ピャラボニ : 既に爆益男さんにコメントいただいておりますが、私も少しだけ。
現状は、半減期のあとの上昇(期待)の波がようやく来た、トランプ政権のクリプト推進期待が出てきたといった短期的な要因と、もう一つ 中長期の要因が同時に重なって過熱したと思います。
中長期の要因1つ目は、米国でBTC ETFが認可されたことで米国のシニア世代の資金が断続的に入ってきていること。ここは大きな流れになります。それまではBTCなんか怪しいと一蹴していた60代以上が、ETFになったことで持ってないとやばいかも・・となって長期投資資金が入ってきました。
もう一つは生成AIの進化によって、使い勝手の悪いクリプトの使用頻度、需要が一気に好転するだろうと予測できるようになったことです。そして生成AIを使って仮想通貨ベースで世界各国に送金や仕事の依頼ができるようになる近未来が一気に現実になりました。
そうなると、様々な仮想通貨の基軸となるのはBTCです。BTCを持っていれば即座にどんな仮想通貨(アルトコイン)にも変換できますから、生成AIの発展・浸透にともなって、BTCの実需が増しています。
なのでドル支配を逃れたい国や、近未来のビジネスチャンスを逃したくない大企業がBTCの購入量を増やしました。
ゴールドもそうですが、こういった腰の入った長期保有の需要が急増しないとそうそう簡単に爆上げにはなりません。
てな感じで、値動きは激しいですが、短期的な動きだけに惑わされずに「なんでこんなにBTCが上がるのか」を調べると「持たざるリスク」を感じるかなって思ってます。
ピャラボニ オプション投資ラボ スレ主 : 大変詳しい解説、ありがとうございます!!
持たざるリスク、まさにそんな様相ですね