オーストラリアの7月小売売上高は横ばい、予想を下回る

2024年7月のオーストラリア小売売上高は、市場予想の0.3％増を下回り、前年同月比で停滞した。

家庭用品小売業は横ばい（前年同月比1.1％増）、その他小売業も横ばい（同0.9％増）であった。

一方、衣料品・履物・身の回り品小売業は0.6％減と3ヵ月ぶりのマイナスとなり、カフェ・レストラン・持ち帰り食品小売業は3ヵ月連続のマイナスとなった。

また、百貨店の売上高は6月の0.8％増から0.4％減となった。

地域別では、ビクトリア州（0.1％増）、クイーンズランド州（0.2％増）、西オーストラリア州（0.2％増）、ノーザン・テリトリー州では増加したが、ニューサウスウェールズ州（0.2％減）、南オーストラリア州（0.3％減）、タスマニア州（0.8％減）、オーストラリア首都特別地域（0.9％減）では減少した。

7月までの1年間を通して、小売業は2.3％増加し、13ヵ月ぶりの高水準であった6月の2.9％を下回った。

出典：オーストラリア統計局