日経平均330円高でスタート　日銀会合、マイナス金利の解除時期に注目

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市場概況
今日の東京株式市場で日経平均株価は前営業日比330.83円高の36294.10円、東証株価指数（TOPIX）が16.50ポイント高の2526.53で始まった。

トップニュース
日銀会合注目点：マイナス金利の解除時期、展望リポートと総裁会見
日本銀行が23日に結果を発表する金融政策決定会合では、市場に年前半のマイナス金利解除観測が広がる中、新たな経済・物価見通しや植田和男総裁の記者会見から２％物価目標実現への確度の高まりや正常化のタイミングが示唆されるかが焦点となる。

円は対ドルで148円台前半と横ばい圏、日銀会合見極めで手控えムード
22日朝の東京外国為替市場の円相場は１ドル＝148円台前半と、19日夕方から横ばい圏で推移している。前週末は一時、昨年11月以来の水準まで円安が進んだものの、米国の長期金利とドルの上昇一服が円を支えた。

みずほＦＧ－続伸　システム障害、3年ぶり正常化　改善命令「解除」＝日経
$みずほフィナンシャルグループ (8411.JP)$が続伸。日本経済新聞電子版は22日5時に、2021年2月から9月にかけ、計8回のシステム障害を起こした同社への業務改善命令が事実上解かれたと報じた。

東京エレクトロン－買い気配　SOX指数4％超上昇し史上最高値を更新　半導体株に買い
$東京エレクトロン (8035.JP)$が買い気配。フィラデルフィア半導体株指数（SOX指数）の上昇が材料視されている。19日の米国市場は、決算発表銘柄の上昇や米10年債利回りの低下が支援となり主要3指数とも上昇。

住友商事、大気中のCO2を回収　排出権販売で収益に
$住友商事 (8053.JP)$は大気中などにある二酸化炭素（CO2）を回収する事業を始める。CO2の回収を手掛けるノルウェー企業に出資するなどして、年200万トン以上の回収を目指す。そこで得られるカーボンクレジット（排出権）を2025年から販売する。CO2排出量の実質ゼロの達成には、家庭や企業のCO2削減だけでは難しい。
配信元：Bloomberg、日本経済新聞、トレーダーズ・ウェブ