米大統領選で「バイデン対トランプ」再現！注目すべき銘柄は？

米国大統領選挙は11月5日の投票日に正式に幕を開ける。目前党代表選が終わって、民主党の候補者バイデン大統領、共和党の候補者トランプ前大統領がそれぞれ指名され、2020年の大統領選挙で争った両者が再び対決することになる。世論調査によると、現在バイデン氏とトランプ氏の支持率はほぼ互角となっている。全体の結果から見ると、トランプ氏もバイデン氏も支持率が半数を超えておらず、トランプ氏がわずか1％リードしている。

81歳のジョー・バイデン現職大統領と前日78歳の誕生日を終えたドナルド・トランプ前大統領による高齢対決だが、激しい論争で見どころ満載のことが多い。 米国東部時間6月27日午後9時（日本時間6月28日午前10時）、米国歴史上最高齢の選挙討論者ペアの第1回討論会が開催される。注目すべきは、討論会での候補者のパフォーマンスが支持率に大きな影響を与えることだ。

政策姿勢における両陣営の対立が鮮明となり、選挙による株式市場の動きも「一触即発」。選挙結果から恩恵を受けそうな業種と銘柄を一覧で確認！

●バイデン氏当選関連株
電化政策に基づく電気部品メーカーとグリッド企業： $イートン(ETN.US)$、 $クアンタ サービシーズ(PWR.US)$。

クリーン水素製造装置会社： $エアープロダクツ アンド ケミカルズ(APD.US)$。

エネルギー効率製品メーカー： $ジョンソン コントロールズ インターナショナル(JCI.US)$、 $トレイン テクノロジーズ(TT.US)$。

再生可能インフラとガス投資プロジェクトで恩恵を受ける廃棄物処理会社： $リパブリック サービシーズ(RSG.US)$、 $ウエイスト マネジメント(WM.US)$。

太陽光エネルギー供給事業者： $ファースト ソーラー(FSLR.US)$、 $ネクステラ エナジー(NEE.US)$、 $サンラン(RUN.US)$。

電気自動車と充電インフラ： $テスラ(TSLA.US)$。

●トランプ氏当選関連株
トランプ氏本人関連会社： $トランプ メディア アンド テクノロジー(DJT.US)$、 $Phunware インク(PHUN.US)$、 $ランブル A(RUM.US)$。

ウォール街の資本流動性規制緩和で恩恵を受ける銀行と消費者金融会社： $JPモルガン チェース(JPM.US)$、 $バンク オブ アメリカ(BAC.US)$、 $ウェルズ ファーゴ(WFC.US)$。

合併・買収審査活動の減少から恩恵を受ける金融機関： $ゴールドマン サックス グループ(GS.US)$、 $モルガン スタンレー(MS.US)$、 $エバーコア A(EVR.US)$。

規制緩和で恩恵を受ける天然ガス生産会社： $シェニエール エナジー(LNG.US)$、 $エクソン モービル(XOM.US)$、 $コノコフィリップス(COP.US)$。

より幅広い医療保険を提供する保険会社： $ユナイテッドヘルス グループ(UNH.US)$、 $ヒューマナ(HUM.US)$。

薬価抑制制度リスク軽減の製薬会社： $イーライ リリィ(LLY.US)$、 $メルク(MRK.US)$。

暗号通貨マイニングのサポートで利益を得る企業： $マラソン デジタル ホールディングス(MARA.US)$、 $ライオット プラットフォームズ(RIOT.US)$、 $クリーンスパーク(CLSK.US)$。

トランプ貿易保護政策で恩恵を受ける半導体メーカー、自動車メーカー、鉄鋼メーカー： $インテル(INTC.US)$、 $テキサス インスツルメンツ(TXN.US)$、 $アプライド マテリアルズ(AMAT.US)$、 $KLA(KLAC.US)$、 $フォード モーター(F.US)$、 $ゼネラル モーターズ(GM.US)$、 $ニューコア(NUE.US)$、 $スチール ダイナミクス(STLD.US)$。

保護政策で恩恵を受ける農業機械メーカー： $トラクター サプライ(TSCO.US)$、 $ディアー(DE.US)$。