ビットコイン4日ぶり反落、米金融当局の利下げ巡る慎重姿勢示唆で
2024年12月19日 7:34 JST
一時5.3%安の10万752ドル-前日には初の10万8000ドル超え
一部のトレーダーがリスク回避-長期的な影響乏しいとの見方も
暗号資産(仮想通貨)ビットコインが4日ぶりに反落した。米金融当局者が利下げペースを巡り、より慎重になるべきだと示唆したことを受け、金融市場全体で投機的な動きが後退した。
ビットコインは一時5.3%安の10万752ドルを付けた。前日には初の10万8000ドル超えとなっていた。ブルームバーグがまとめたデータによると、時価総額ランキングで上位7位までのデジタルトークンは全て下落した。
一時5.3%安の10万752ドル-前日には初の10万8000ドル超え
一部のトレーダーがリスク回避-長期的な影響乏しいとの見方も
暗号資産(仮想通貨)ビットコインが4日ぶりに反落した。米金融当局者が利下げペースを巡り、より慎重になるべきだと示唆したことを受け、金融市場全体で投機的な動きが後退した。
ビットコインは一時5.3%安の10万752ドルを付けた。前日には初の10万8000ドル超えとなっていた。ブルームバーグがまとめたデータによると、時価総額ランキングで上位7位までのデジタルトークンは全て下落した。
仮想通貨ファンド、スプリット・キャピタルの創業者ザヒア・エブティカー氏は「グローバル市場は米金融当局が2025年にハト派姿勢を弱めることを織り込んでいる。その結果、仮想通貨のイベントトレーダーやマーケットメーカーがリスクを回避している」と述べた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は12月17-18両日に開催した定例会合で、3会合連続の利下げを決定。一方で25年に見込む利下げ回数は従来予想から減少し、引き下げペースを巡り当局者らが慎重姿勢を強めていることが示唆された。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は12月17-18両日に開催した定例会合で、3会合連続の利下げを決定。一方で25年に見込む利下げ回数は従来予想から減少し、引き下げペースを巡り当局者らが慎重姿勢を強めていることが示唆された。
仮想通貨取引のファルコンXで調査責任者を務めるデビッド・ラワント氏は、利下げ見通しが現時点で価格に影響を及ぼしているが、ビットコインと主要株価指数との相関性が低下しているため、長期的な影響はないかもしれないと指摘。
「25年に予想される利下げペースの鈍化は全く意外ではないが、仮想通貨を含むリスク資産の若干の重しになっている」とした上で、「マクロ要因は伝統的に仮想通貨の価格変動に影響を与えるが、特に市場が次期政権による政策変更を見込んでいることから、今後数週間から数カ月は業界固有の要因が優勢になる可能性が高い」とコメントした。
免責事項:このコミュニティは、Moomoo Technologies Inc.が教育目的でのみ提供するものです。
さらに詳しい情報
コメント
サインインコメントをする