ビットコイン、2年間で約6倍に!　20万ドルまで上昇する?

「BTC批判者」のSEC委員長が来年1月に退任などの好材料を受け、 $ビットコイン (BTC.CC)$の価格は10万ドル大台に迫る。

ビットコイン、10万ドル大台突破した後も倍増する見通し？
BCAリサーチのデータによると、ビットコインは初めて10万ドルに迫っても、倍になる可能性はある。アナリストらは暗号通貨の活況は今後も続き、ビットコインは2025年末までに20万ドル、イーサは1万ドルに達すると予想。Swan BitcoinのアナリストSam Callahanは、ビットコインの価格上昇は、流動性の向上、機関投資家投資の増加、逆風から追い風へと変化する規制環境など、さまざまな要因に牽引されていると指摘。トランプ氏が再び大統領に就任することは、財政赤字とインフレの拡大や、ドルの国際的役割の変化の可能性があり、ビットコインにプラスの影響を与える。

トランプ政権で仮想通貨に追い風
NYタイムズによると、先週提出された商標登録申請で $トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ (DJT.US)$は、「Truth Fi」という暗号通貨決済サービスの申請を行ったという。

また、ロイター通信によると、トランプ氏の「暗号諮問委員会」は、約束されたビットコイン準備金を確立する見込む。関係筋によると、当委員会は、ホワイトハウスの国家経済会議に所属するか、独立したホワイトハウスの機関になる可能性があるという。

10カ月間で、ビットコインETFの総資産は1000億ドルを突破
ビットコインが10万ドルに迫る中、ビットコインに直接投資する米国のETF（上場投資信託）の運用資産総額（AUM）が21日に、初めて1000億ドルを突破した。ブラックロックやフィデリティ・インベストメンツなどの商品を含む米国のビットコインETF12本は、現在、総額約1040億ドルの資産を運用している。Bitcoin Archiveによると、当運用資産額は米国市場の金ETFを上回る勢いである。11月21日時点で、米国の金ETFの運用資産額は約1200億ドル。

ビットコインが10万ドル大台を突破するのはほぼ確実、調整する可能性もある
Galaxy Digitalの創業者でCEOのMichael Novogratz氏は、米国大統領選後の堅調な相場で、ビットコインは10万ドルの大台を突破すると予想しているが、いずれは調整局面を迎えるだろうとコメントした。暗号通貨市場には現在、多くのレバレッジが存在し、市場の調整は迫っている。さらに同氏は、レバレッジを効かせたビットコイン取引とと似たような方法で取引される $マイクロストラテジー クラスA (MSTR.US)$のような株式は、さらに大きな調整に直面する可能性があると警告した。
関連ETF $T-Rex 2X Long MSTR Daily Target ETF (MSTU.US)$ $T-Rex 2X Inverse MSTR Daily Target ETF (MSTZ.US)$