[速報]米連邦準備制度理事会（FRB）が金利を5.25％-5.50％に維持

米連邦公開市場委員会（FOMC）は、大方の予想通り、基準金利を5.25％〜5.50％に据え置き、20年来の高水準を1年以上維持した。

進展はあったものの、経済見通しは依然として「不透明」であり、委員会はさらなる金利調整を行う前に、入ってくるデータを慎重に見極めるよう迫った。同委員会はまた、「インフレ率が持続的に2％に向かっているとの確信が深まるまで」金利を引き下げるつもりはない、と繰り返した。

さらに委員会は、財務省証券、政府機関債、政府機関住宅ローン担保証券の保有残高の引き下げを継続すると付け加えた。FRBは、「委員会の目標達成を妨げるようなリスクが出現すれば、委員会は金融政策のスタンスを適宜調整する用意がある」と結論づけた。