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コンファレンスボード消費者信頼感指数上昇

2024年10月29日23:00に発表されたCCI(コンファレンスボード消費者信頼感指数)は前月99.2に対して結果108.7でした。
これは短期的な株高要因になりますが上昇幅は限定的です。理由はインフレが加速して利下げの障壁となるからです。
インフレが加速して失業率が上昇しないシチュエーション下であれば金がその輝きをより一層増します。
同日22:00に発表されたケースシラー住宅価格20都市(前年比)は前月5.93%に対して結果5.2%でした。
5ヵ月連続の下落です。
これは8月分のデータです。
住宅価格は確実に低下してインフレ沈静化は近づいています。
CCIと同時刻に発表されたJOLTS求人件数は前月786.1万人に対して結果744.3万人でした。
これは9月分のデータです。
順調に低下しているJOLTS求人件数はコロナ前の景気が良かった頃と同等の推移まで落ち着いています。
求人件数が同じでもインフレ率は全く違います。まだまだ米国はインフレとの戦いが続きます。
2024年10月30日21:15に発表されたADP雇用者数(前月比)は先月15.9万人に対して結果23.3万人でした。
これは10月分のデータです。
この指標はブレが大きい指標です。
2ヵ月連続の上昇です。
貿易・運輸・公共事業教育と保険サービス、レジャーホスピタリティのセクターが好調です。
同日23:00に発表された中古住宅販売成約指数(前月比)は前回0.6%に対して結果7.4%でした。
これは9月分のデータです。
大きく上昇し期待感が増しましたが、中古住宅市場は停滞局面を抜け出せません。
金利も物価も高すぎます。
2024年10月31日21:30に発表されたコアPCE(前年比)は前月2.7%に対して結果2.7%でした。
コアPCEは完全に下げ渋っています。
これは利下げ障壁となるため株安要因になります。
CPIが下落を継続していることは株価にとって好感材料ですがコアCPIの反発とコアPCEの下げ渋りは悪材料です。
労働市場が好調であることから物価は下げ渋る公算が大きく、株価が突然下落する可能性が増しています。
2024年11月1日に発表された失業率は前月4.1%に対して結果4.1%でした。
同時刻に発表されたNFP(前年比)[非農業部門雇用者数]は前月22.3万人に対して結果1.2万人でした。
これは10月分のデータです。
失業率が停滞する一方で雇用者数は激減しました。
ストライキや災害の影響はあるものの、賃金が高い所へ転職する活動は沈静化されつつあると言えます。
米国労働者はデフレに傾きつつあると考えられます。
コアCPIの上昇やコアPCEの停滞感を考慮すると数値上では景気は良いが大半の国民からすると物価は高いです。
それでもCCIは年初の110.9に近い9月ぶりに高い数値を示していますので不況になる傾向は見られません。
9月に政策金利の利下げを行い、それを見越して長期債利回りは4月末から下落していました。
この長期金利の下落が現在の好景気を作り出している可能性があります。
現在の長期金利は10月初めから上昇しています。この影響が遅れて出始める可能性は捨てきれません。
政策金利を下げた影響も、これから出始めるためCCIは1段上の数値幅で推移すると考えられます。
景気は良いですが物価は益々(ますます)下がりづらくなることが予想されます。
同日23:00に発表されたISM製造業景気指数は前月47.2に対して結果46.5でした。
50を好況・不況の分岐点として捉える経済指標です。
今年5月から50を下回り続けています。
米国製造業は不調です。
失業率が低く景気が悪くないと言いながらも製造業の停滞感は否めません。
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